使いやすさとかっこよさを両立! 思わず感動したホテルアメニティ

寒い日が続く1月の東京。年始のお休みに、そんな寒さから抜け出し沖縄に行ってきました。
沖縄では、いくつかのホテルに滞在しましたが、そのうちの一つが那覇の中心部 国際通りから程近い「サウスウエストグランドホテル」です。

このホテル、とにかく内装が素敵で…!内装デザインとインテリアのコンセプトは「ミッドセンチュリー時代のアメリカンカルチャー」とのこと。ルームナンバーを表示したプレートが並ぶ廊下を歩くだけでもテンションが上がります。

サウルウエストグランドホテル公式サイトからお借りしました

お部屋のアメニティも充実! この記事では、旅好きプランナーの池田が惹かれたホテルアメニティをご紹介します。

良きロゴは、良きアメニティやグッズをつくる! まずはブランドの顔をつくるべし

サウスウエストグランドホテルのアメニティを手に取った瞬間、真っ先に目を引いたのはホテルのロゴ。
シンプルで洗練されたデザインでありながら、ホテル全体の世界観を見事に表現しています。
このロゴがあるだけで、どのアイテムも格段に映え、上質感がぐっと引き立つと感じました。

ホテルアメニティだけでなく、良いor印象的なグッズやノベルティには、まずブランドの顔となるロゴデザインが重要です。
ロゴは、ただ美しいだけではなく、ブランドのコンセプトや理念を反映している必要があります。

ホテルやブランドを運営する上で、ロゴをしっかりつくり込むことがどれほど大切かを、このアメニティを通じて再確認しました。ロゴがかっこいいと、そのロゴが入ったタオルやバッグ、ステーショナリーなどのグッズも自然と魅力的になります。

宿泊客は、アメニティを持ち帰ったり、ロゴ入りのホテルのグッズを購入したりすることで、楽しかった滞在を思い出すことができます。そして、長く記憶に残ることで、また沖縄を訪れる際には泊まりたいと思われる可能性を高まるのではないでしょうか!

オリジナルのナイトウェアから感じた、快適な滞在へのこだわり

と言っても、もちろんロゴがあれば良いということはありません。
アメニティでどんなアイテムを選ぶか、材質や形状などにどこまでこだわるかは、ホテルの世界観を伝える重要な要素です。

日本でホテルに泊まるとほぼ必ず置いてあるのがナイトウェア。
旅館での浴衣や作務衣、ビジネスホテルのシャツが長くなったようなタイプ、最近増えている上下別れたタイプなど、宿泊施設によってさまざまな形状や材質のものを揃えています。

お宿のこだわりが垣間見えるアイテムとして、ホテルに泊まるたびにチェックしてしまいます。

サウスウエストグランドホテルでは、上下が分かれているタイプのナイトウェアが採用されていました。私は圧倒的にこのタイプが好きです。
そして、ロゴは他のアイテムに使われている横長のものではなく、円形のシンボルのみがさりげなく入れられていました。着て出歩くものではないので、最低限の印(しるし)で良いという判断なのかもしれません。

こんなことを言うと、ノベルティを制作担当としてどうなのかと思われるかもしれませんが、刺繍にしてもプリントにしても、何もしていない状態に比べてどうしても肌触りは悪くなるもの。肌にあたるアイテムの場合は、そこも考慮に入れつつ加工のサイズや方法を検討するのがおすすめです。

ノベルティカフェの人気商品である、刺繍加工をしたタオルハンカチでは、刺繍サイズが過度に大きくならないようにアドバイスしています。絵柄の細かさによっては、きちんと再現するにはサイズを大きくする必要がある場合もあります。しかし、タオルハンカチの本来の目的は手を拭くこと。それを阻害しない適正なサイズにするのが望ましいのではないでしょうか。

このナイトウェアからは、そんな気概が感じられました。ロゴはさりげないけれども、色を合わせたパイピング加工がされているので、デザインは寂しくないのも秀逸だなぁと思ったのです。

ちなみに、備え付けのドライヤーを収納する袋は、横長のロゴがしっかり入っていました。

エコ素材とデザイン性の両立を叶えたアメニティ

最近、多くのホテルでエコ素材を取り入れたアメニティが増えています。歯ブラシやヘアコームやブラシなど、今までのプラスチックから、環境に配慮した素材への切り替えをよく見かけます。
サウスウエストグランドホテルのアメニティは、単に環境に配慮しているだけではなく、デザイン性もしっかりと兼ね備えているのが印象的でした。

昨今の環境配慮の流れで、エコ素材を使うことを目的にしているのではないかというようなアメニティに出くわすこともあります。コーヒーかすや籾殻、お米など、廃棄される素材を入れることでプラスチックの量を減らした素材があります。もちろん環境のために良い素材であることに間違いはないのですが、手触りが滑らかでなくざらつきがあったり強度が弱かったりと、従来の素材からレベルダウンしていると言わざるをえません。

サウスウエストグランドホテルで、洗面スペースでアメニティを見た時、思わず声を上げてしまいました。
なぜなら、あまりに見た目が良かったから!

外袋は紙製で、環境に配慮された素材で中身がつくられているとの記載があります。
これを見た時は、さすがおしゃれにつくっているな、でも中身はいつもの感じだろうな、と思いました。

しかし開けてびっくり!

まず、ヘアコーム。竹の素材感を活かした使ったコームは、ナチュラルな風合いが素敵。雑貨屋さんにも置いてありそうな雰囲気です。

そして、カミソリ。こちらも竹を使っており、金属部分との質感の違いが印象的です。

木に比べて成長が早く、さまざまな形に整形しやすい竹は、日本の伝統的なエコ素材です。
プラスチックにも負けない強度があるというから驚きです。

ホテルのサステナブルな取り組みをさりげなく宿泊者に伝えるアメニティ。
私はこのアメニティから、環境への配慮だけでなく、見た目の美しさも妥協しない姿勢を感じました。

アメニティの質がホテルの魅力を左右する

サウスウエストグランドホテルに滞在し、宿泊施設におけるアメニティの存在感の強さを感じました。

ホテルのアメニティは単なる消耗品ではなく、宿泊者にホテルの世界観を伝え、印象を深める重要なツールであると言えます。そして、印象的なアメニティは、宿泊者が「また来たい」と思う理由の一つにもなります。

アメニティに関するお問い合わせはノベルティカフェへ

もし、この記事を読んで「自分のホテルやブランドにもこんな素敵なアメニティを取り入れたい」と思われた方は、ぜひノベルティカフェにご相談ください。

ノベルティカフェでは、ロゴデザインから世界観を表現するアイテム選び、環境に配慮した素材の提案まで、オリジナルグッズやアメニティの企画制作を行っています。
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