長く使ってもらうために 本革オリジナルグッズのお手入れ方法を徹底解説!

ノベルティカフェで人気のアイテムの一つが、本革でつくるオリジナルグッズです。
コインケース、カードケース、ポーチ、メガネケースなど、これまでに様々なグッズを制作しました。

本革アイテムの魅力は、手にしたときの上質感だけでなく、使い込むほどにツヤが出て肌に馴染んでくるところ。
実は、お手入れをすればするほど、ツヤが増し、長持ちするようになります!

こちらの記事では、本革のオリジナルグッズを長く愛用していただくための、お手入れ方法をご紹介します。

本革オリジナルグッズの良いところは、手にした方に長く使っていただけること

本革と同じような風合いで合成皮革(合皮)という素材があります。本革に比べて、軽いこと、安価であること、水拭きができるため日々のお手入れが簡単なことなど、メリットがたくさんあります。

しかし、長持ちするかどうかでいくと、本革の圧倒的勝利です。

本革とは、動物の皮を使用した皮革のこと。
天然素材のため、固有の香りや見た目、手触りがあり、本革にしか出せない高級感があります。

使い込むうちに、艶が出て飴色になってくる状態を楽しめるのも本革の特徴。
経年劣化を「エイジング」と呼んで慈しむのは、本革ならではでしょう。

近年、SDGs・サステナブルに配慮したグッズの制作をご希望されるケースが増えています。

動物愛護の観点で、動物の皮を使うことを良しとしない考え方もあります。しかし、動物の皮を使わせてもらい、それを長年愛用することも、同じくサステナブルな行為だと考えます。

本革オリジナルグッズを実際にお手入れしてみた!

こちらの記事では、ノベルティカフェスタッフの池田が、実際に本革グッズのお手入れをしてみたいと思います。

実は私は、大の革好き。革靴や革のバッグなど個人的にも愛用しています。
本革の製品は、雨の日は使えないし、重いし、面倒なこともたくさんあるのですが、使い込んだときの愛着感がたまらないんですよねぇ…。

ちなみに、グッズになる本革製品は、コインケースやポーチなど、バッグの中に収まるものが多いので雨は気にせず、日々使い倒していただきたいです。

お手入れするのはこちら。

こちらは、ノベルティカフェスタッフの私物。
以前、制作した馬革のカードケースです!お客様からサンプルをいただけたので、実際に使っています。
馬革は、牛より薄くて軽いという特徴があります。

日々使い込んでいるので、だいぶ年季が入っています。使っているスタッフにヒアリングしたところ、使い始めてから特にお手入れはしていない。白くうっすらと見えるものは、おそらく手についたサンスクリーンがついてしまったのではないか、とのことでした。

サンスクリーンは…やっかいです。そして、確かにお手入れされていないようでちょっとカサついた印象を受けました。

これは、磨きにも気合が入ります!

まずは、ブラッシングです。ブラシで汚れやホコリを取り除きます
革専用のブラシが望ましいですが、小物なので歯ブラシでも大丈夫! オフィスには革用のブラシがないため、歯ブラシで代用しました。

表面の汚れを落としたら、次はクリームを馴染ませます。
靴やハンドバッグ用のクリームを使いましょう。柔らかい布もご用意を。

これは、乾燥した革を保湿する行程です。

素材とクリームの相性によって、まれにシミになる場合があるので、最初は内側の端など目立たない箇所から少しずつ塗り始めます。

問題ないことが確認できたら、全面にたっぷりと馴染ませていきます。
革が乾いていると、

全体に馴染ませた状態がこちら。しっとりとしています!

この後、しばらく乾燥させ、最後に乾拭きで仕上げます。
革にツヤを出すのが、この最終行程。

磨き上げた状態がこちら。

ビフォーアフターを並べてみました。上品な艶感がみられるでしょうか。

自分の手で触れながらお手入れすることにより愛着が湧いてきて、長く使おうと思えてくる。手入れをすることで、より長く美しく使える、革の良いところです。

先ほども書いたように、本革は天然素材がゆえに、人間の肌と同じく、お手入れをしないと乾燥してパサパサになってしまいます。

そのため、時折このようにオイルやクリームを馴染ませて保湿してあげる必要があります。ちょっと手間ではありますが、これだけで確実に長く使えるようになるのですから、是非ともおすすめしたいところです。

本革グッズには、色やデザインなどこだわりをつめ込んで

ちなみに、本革のオリジナルグッズは、革の色や質感、制作物のサイズ・形状など、完全にご希望に合わせて制作できます。

全てオリジナル!と言われると、少し難しく感じられてしまうでしょうか。制作については、プランナーがサポートいたしますので、ご安心ください。

簡単に、本革アイテムのオリジナル制作のフローをご紹介します。

1.まずは制作したいアイテムについてお伺いします

キーケース? コインケース? ポーチ? サコッシュ? などなど。

2.制作するアイテムの形状を決めます

ご自身が使っている品物、店頭で販売されているもの、オンラインで販売されているものなどを参考にしながら、こだわりの形をつくっていきましょう。

3.概算見積もりをチェック

大まかな仕様と個数が決まったら、概算のお見積もりを確認いただきます。
OKであれば、細かい仕様を決めていきます。

4.革の種類や色、その他詳細を決めます

革の種類は、できるだけご予算を抑えたい、革の生産地や質感にこだわりたい、牛革ではなく少し変わった革を使ってみたい、など。
他にも、革の色、ステッチの色、コバの色、金具の色や種類、名入れについてなど、細かく決めていきます。

5.最終のお見積もりを確認、サンプル制作をスタート

仕様が決まったら、最終のお見積もりを確認いただきます。OKであればサンプルを制作します。完全オリジナル品は必ずサンプルを作成して進めます。

6.サンプルチェック〜本生産へ

サンプルを確認いただき、必要があれば手直し、OKであれば本生産に進みます。

7.納品

ついに納品!箱入れやラッピングについても対応しています。

いかがでしょうか。一つずつ進めていくのと、サンプルで実物確認ができるので、はじめてでも安心して制作ができます!
完全オリジナルグッズなのに、ロットは100からと比較的少なくはじめられるのもポイントです。

長く使える、こだわりのオリジナルグッズを、是非一緒につくりましょう!



LINEでのお問い合わせ お問い合わせ