ノベルティグッズを中国で生産する時におさえておきたい!「春節」と「国慶節」
ノベルティやオリジナルグッズを海外で生産するケースは、ノベルティカフェでも年々増加傾向にあります。
中でも中国での生産は多く、数量が多い場合やコストとの兼ね合いで選ばれています。
中国でのグッズ制作を行う際、覚えておきたいのが中国の長期休暇。中国には、「春節」と「国慶節」という長期休暇が年に2回あります。
日本の年末年始と同様、この期間には多くの工場が休暇に入るため、生産ラインも当然お休みになります。
そのため、希望する納品時期によっては、十分な納期を設定していても間に合わない! という事態になることも。
こちらの記事では、そんな事態を避けるために、ノベルティやオリジナルグッズ制作において中国の長期休暇でおさえておきたい点について説明していきます。
毎年日付が変わるため、確実におさえておきたい!中国の旧正月、「春節」
春節とは、中国における旧暦の正月、いわゆる旧正月のことです。中国では、日本と違い年末年始よりも旧正月を祝う習慣があります。
通常、旧正月は1月末から2月初めにかけてですが、毎年日付は異なるので、この辺りに納期を考えている場合は絶対におさえておきたいところです。
今年、2024年の春節は2月10日で、休み期間は2月10日から2月17日までの8連休。
しかし、工場によってはその前後もお休みする場合があります。実際に、ノベルティカフェのお取引先さまでも、お休みが2月1日から3月1日までと丸1ヶ月に渡るケースも。
春節は中国文化における最も重要な祭りであり、全国各地で賑やかな雰囲気が広がります。国内・海外含めて、今年は過去最多となる延べ90億人が移動する見通しだそう。
お休みはとても大事ですが、グッズ制作をする側にとって、納期は死活問題!
春節が近づくと納期も長くなりますし、そもそも発注ができないこともあります。
輸送関係もお休みになってしまうので、必ずお休みに入る前に納品してもらうよう、しっかり確認しましょう!
タイトなスケジュールの時は注意しておきたい、「国慶節」
国慶節は、中華人民共和国の建国記念日で、毎年10月1日に祝われています。
期間は短いのですが、春節同様、多くの企業がお休みに入ります。
休暇期間は、通常10月1日から始まり10月7日までの1週間ですが、こちらも地域や企業によって日数が変動することがあるので注意が必要です。
比較的短い休暇のため大きな影響はありませんが、急ぎの場合には気をつけておきたいですね。
ちなみに、1949年10月1日に天安門広場で中国の建国式典が行われ、毛沢東によって中華人民共和国の成立が宣言されて以来、10月1日が国慶節と定められたそうです。
2023年の期間中、省などの地域をまたいだ人の移動は延べ22億人に達したとのこと。
近年では人口減少傾向に転じたとはいえ、中国の人的規模の大きさには驚かされますね!
中国でのオリジナルグッズ、ノベルティグッズ生産の際、製造はもちろん、輸送の面でも注意が必要な春節や国慶節。
ノベルティカフェでも、この時期が近づくとちょっとした緊張感が走ります。
この時期が明けたからといって、すぐに通常通りの生産体制に入るとも限りません。
事前に工場ごとの休暇時期を確認し、生産や納期の調整を行うように毎年、注意深く進めています。
しかし、どうしても突発的な案件というものは発生します。
急に必要になった、どうしてもこの時期に欲しい、といったお客さまからのご要望にお応えするべく、中国以外の海外や、もちろん日本国内での対応についてもお取引先さまのネットワークを拡充しています。
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