カフェで使用する陶器コーヒーカップに、ロゴ印刷をしました:ヒルサイドパントリー代官山様
こちらのマグカップは、代官山にあるヒルサイドパントリー様よりご注文いただき制作しました。
実は弊社からほど近い場所にあるこちらのお店。
店内でつくられたデリや焼きたてのパン、輸入食材などが並ぶ素敵なお店です。
香港の陶磁器メーカーLOVERAMICS(ラブラミクス)へロゴ印刷
今回のマグカップは、香港の陶磁器メーカーLOVERAMICS(ラブラミクス)のカップです。
お客様から、商品ご指名でお問い合わせをいただきました。
弊社での仕入れも検討しましたが、お客様が独自ルートで香港から買い付けることになり、カップをお持ち込みでご用意いただくことになりました。
時折お問い合わせをいただきますが、お持ち込みアイテムへの印刷も承っております。
お持ち込みの場合は、いくつかお客様にお伝えしていることがあります。
☑︎お持ち込み手数料を頂戴いたします
☑︎印刷可能な素材かを確認するために、必ず焼成テストが必要です
☑︎素材との相性によっては印刷ができない場合があります
☑︎ミスプリントや不良品に備えて、予備をご用意いただいています
☑︎お持ち込みは50個から承っております
本生産に入る前に、試作期間が必要になりますので、納期には余裕を持ってご注文ください。
ノベルティカフェでお取り扱いしているカップで、似たような形状のご提案をすることができます。その際は、ご希望のカップの写真を送ってくださいね。
陶器のマグに転写プリント。高温で焼き付けるので、耐久性抜群。食洗機も電子レンジもOKなんです!
さて、今回は陶器のマグカップへの印刷についてご依頼いただきました。
お問い合わせいただいた後、お客様にお伺いしたところ、実際に店舗でお使いになるカップだと言います。
既製品のマグカップへのプリントで、最初、やろうと思った印刷方法がパット印刷です。
ワンポイントの小さめの印刷範囲にはなりますが、やや局面であっても印刷できますし、特色など細かい色にも対応しているのが魅力です。
しかし、実際に店頭でコーヒーを出すのに使うということで、考えを変えました。
パット印刷では、使用するうちに擦れて薄くなったり、剥がれたりということがどうしても発生してしまうからです。
特に、食器の場合、食洗機に入れられたり、スポンジで擦り洗いをされたり、印刷にとっては危険ばかりです。
そこで、今回は水転写という手法を使ってプリントすることにしました。
転写の良いところは、フルカラー印刷ができること。高温で焼き上げるので(800度!)、ちょっとやそっとの刺激では印刷に影響がないことです。
そのため、食洗器でも電子レンジでも使うことができます。
仕上がりの美しさも自慢です。
濃い色に白のプリントでも、下の色を拾ってしまうことなく、くっきりきれいに仕上がっています。
焼成テストで色や印刷位置を決め、丁寧につくっていくので、はじめてでも安心です
今回、まず1個先にカップをお預かりし、印刷のテストをしました。
問題なく印刷ができるとわかってから、次に、カップのサイズ別に試作をして、印刷サイズや位置の検討をしました。
サンプル制作をすると良いことはたくさんあります。
今回の場合、印刷の可否を確かめるのが最大の目的です。しかし、それ以外にも、印刷のサイズや色合いなど、実際にプリントしてはじめて見えてくることがありました。
カップのサイズは3タイプ。カフェラテ用のLサイズ、コーヒー用のMサイズ、エスプレッソ用のSサイズです。
ロゴのサイズは3タイプ共通にして、どのタイプにも合うサイズと位置について細かく検証しました。
また、色についても、当初はロゴの丸部分を赤、文字部分を白の2色で印刷しようと考えていました。しかし、実際に印刷してみるとカップの色との相性問題が発覚! 色によってはチカチカするということで、全て白のロゴに変更しました。
こういった調整は、サンプルをつくったからこそできたことです。時間はかかってしまいますが、こだわりのものづくりがしたい方は、ぜひサンプルを制作してからはじめましょう。
完成品をお店にお届けしたら、お写真を送ってくださいました。
ずらっと並んだカップが壮観です。
お店で飲む際に使われるだけでなく、販売もされるそうです。たくさんの方に手にとっていただけたら嬉しいです!
今回は、お持ち込みの陶器カップに、転写で名入れをした事例をご紹介しました。
いかがでしたか?
陶磁器へのプリントも承っております。
ぜひお問い合わせください。