ただ商品をつくるだけでなく、企画段階から参加−お客様とひとつのチームとなりアイテムをつくりあげました−

クラウドファンディングってご存知ですか?

クラウドファンディングとは、「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた造語で、「インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達する」ことを指しています。

https://camp-fire.jp/crowdfunding

クラウドファンディングを取り扱う会社の大手であるCAMPFIREの説明ページから引用させていただきました。

要するに、何かの目的に対して資金を集める際に、ネット上で良さをPRし、賛同した不特定多数の方から資金を集めるというものです。

この度、Novelty Cafeの運営会社であるLA BOUSSOLEが関わったクラウドファンディング(以下、クラファン)がスタートしました。

LA BOUSSOLEが今回のクラファンにどうか関わったかと言うと、支援者へのリターン品の制作でした。
クラファンには、支援を募るためにわかりやすく何か返礼品を用意することがほとんどです。

作っている施設のサービス利用権利だったり、品物だったり、リターンの内容は千差万別です。

今回は、革製のコースターと、真鍮のプレート、そしてユニフォームの3点を作成しました。

実は、クラファンのリターンを制作すると言うことであれば、今までにもやったことはありました。
今回特徴的だったのは、ただ品物を作って提供するだけでなく、発起人の方々のチームに加えていただき、クラファンを作り上げるところからご一緒させていただいた点です。

なぜ、ただモノを作る以上の関わりをすることになったのか。

そこには、オーナーさんたちの並々ならぬ熱い想いがあったからです。

制作期間半年! お客様と一つのチームとなり、商品をつくりこみました

今回のお話、最初にお問い合わせをいただいたのは、6ヶ月前のことでした。
少しやりとりをした後、実際に現地を尋ねました。
コロナ渦の中、オンラインでも打ち合わせは減る傾向にありました。
しかし、Destureさんも私たちも一度お会いしたい。現地の空気を感じたい!(感じて欲しい!)という思いがありました。

東京から車で1時間半くらいかけて、自然豊かなパブで初回の打ち合わせは行われました。

そこで、私たちはお客様の想いに圧倒されました
何かを売りたいとか、集客したいとかいう直接的なお金集めの話ではなく、もっと「今あるカントリーパブの魅力を広げたい」「仲間・ファン=カンパニーを作りたい」そんな思いでした。

そして、リターンとして考えているアイテムがまたこだわりが強く素敵だったのです。

オーナーさんがイギリス滞在経験があり、イギリスのパブに憧れて作った場所。そのため、イギリスの革でコースターを作りたいとのことでした。
私たちもヨーロッパ好きだったこともあり、意気投合。
より魅力的なアイテム作りのために深い意見交換が行われました。

リアルのミーティングとオンラインでのミーティングを何度も重ね、出来上がった3品は、非常に思い入れの深い品物になりました。

商品はお客様と一緒につくりあげるもの

それぞれのアイテムへのこだわり、細部のご紹介は、また改めて書きたいと思いますが、簡単にご紹介します。

ブライドルレザー×真鍮プレートで唯一無二のコースターに

まず、一つ目がブライドルレザーを使ったコースター。イギリスから取り寄せたレザーを職人がひとつひとつ手作りで縫製しました。
こちらに、お客様のお名前を彫った真鍮のプレートをつけてお届けします。

イギリスの革を使ったコースターをつくりたい、名入れをしたい、というご要望を受け、ブライドルレザーや真鍮のプレートについてご提案しました。

重厚感溢れる仕上がり!イングリッシュガーデンに設置する真鍮プレート

次が、今後パブの周囲につくるイングリッシュガーデンに取り付ける真鍮のプレート。
ヨーロッパの公園や城壁などで、寄付した方のお名前が入ったプレートを見かけたことはないでしょうか。
まさにアレです。お名前と区画名が入ります。

屋外に取り付けるということで、先ほどのコースターとは真鍮の厚みをかえ、文字には色を入れたりと、工夫をしています。

ファンの証。オリジナルTシャツではなく、あえてユニフォームにしたのがこだわりです

最後にオリジナルのユニフォームです。

こちらは、Tシャツをつくりたいというご要望を受け、デザインの相談をする中で、弊社のデザイナーがユニフォームにしてはどうかというご提案をしました。

実はオーナーさんが大のサッカーファンで、お店にもイングランドのサッカーチームのユニフォームが飾ってあります。
ファンが身につけて一体感を醸成するユニフォームは、今回のクラファンのテーマともぴったり!ということで、アイディアを採用していただきました。

お店を応援するカンパニーのメンバーがユニフォームを着て集まる。そんな未来を夢見ています。

オリジナリティを追求するお客様のサポートがしたい

Novelty Cafeには、決まったメニューがありません。
それは、どこにでもあるものをただ売るだけのショップにはしたくなかったからです。
そうではなくて、お客様がこだわりにこだわって表現したい想い、オリジナルでつくりたいものづくりのお手伝いをしたいのです。

ご予算や納期に合わせて、お客様がつくりたいものをご提案していきます。
ぜひ、一度お問い合わせください。

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