花柄オリジナルポーチ制作秘話!ご依頼から完成までをご紹介します

こんにちは!プランナーの松本です。

これまでノベルティカフェでは、さまざまなオリジナルアイテムを制作してきました。

今回は、制作してきたアイテムをひとつピックアップし、ご依頼をいただいてから完成するまでの具体的な流れや、こだわりポイントをご紹介!お話をしてくれたのは、ノベルティカフェを運営する株式会社Le Plan(ルプラン)代表のみかさん(池田実加)です。

出版社・KADOKAWA様より依頼を受けた、花柄が印象的なオリジナルポーチについて詳しく聞いてみました。オリジナルアイテムの制作を検討中の企業さまは必見です!

ご依頼とヒアリング:「花柄」をモチーフにご提案

ーーまず、制作したオリジナルポーチについて説明をお願いします!

花柄の完全オリジナルポーチ(レザー・合皮)

形からデザインまで全てをノベルティカフェでご提案しました。
きっかけは、出版社・KADOKAWAさまからのご連絡。著者の西原愛香さんのオリジナルグッズを制作したいとのご依頼をいただきました。

ーー華やかなデザインが印象的ですね!打ち合わせはどのように進めたのでしょう?

西原さんから、普段使っているポーチを参考にしたいとのご意見を伺っていたので、そのサイズや形状を調べながらいくつかご提案しました。

デザインは「花柄」というアイディアをいただいていました。印象や色味が異なるいくつかのパターンをお見せして、その中から今のデザインを選んでいただいたんです。

ーー要望を聞きながら、提案ベースで進めたのですね。

そうですね。
さらに、ポーチの形状にどのように柄を当てはめるのかも大事ですよね。柄の見え方でアイテムの印象って大きく変わるじゃないですか?

ーーたしかに!

だから一度、柄を当てはめてサンプルをつくったんですが、少しずれてしまって……。サンプルを作り直して、見え方を丁寧に調整しました。

素材選び:汚れに強い合皮をチョイス

ーー素材はどのように選ばれたのですか?

これも、いくつか提案して選んでいただきました。

ノベルティカフェでは本革製品も数多く手がけているので、本革をいくつかと、今回選んでいただいた合皮も候補に入れました。

本革と合皮では、使用感や価格などいくつか違いがあるんです。

ーーそれぞれの特徴をもう少し詳しく知りたいです!

本革は、より長く使えます。これは、以前つくった本革のノベルティを5年ほど使ったもの。
味が出てくるんですよね!少しかすれている部分もありますが、時間とともにどんどん馴染んでいく良さがある。

左が5年ほど使ったもの。長年使うことで馴染んで、味のあるアイテムに。

合皮は、本革ほど長く使うことには向いていないかもしれません。
でも、本革よりも水や汚れには強い。ボールペンの跡など、ちょっとした汚れをすぐに拭き取れるんです。

さらに、動物性の素材に抵抗がある方にも注目していただいています。本革にこだわらなくてもよい方には、そういった視点でご提案するとすごく喜んでいただけるんです。

本革と合皮、それぞれに良さがありますよね!

パーツ選定:裏地やファスナーにもこだわりを

ーーその他、制作でこだわった部分はありますか?

デザインや素材の打ち合わせの中で、ファスナーの色や裏地も選んでいただきました。オリジナルグッズは、細部までこだわって世界観がつくれるんです。

裏地はピンク系との指定があったので、表の花柄にマッチする色味をいくつかご提案しました。他に「柄に入っている色に合わせたい」など、具体的な要望がございましたらそのようにも対応可能です。

花柄ポーチ(裏地ピンク)
ポーチを開けるたびに、裏地の鮮やかなピンクが。

ファスナー部分は、ゴールド、シルバー、ブロンズ調など、いくつかお出しして「ゴールド」を選んでいただきました。

花柄だけど甘すぎない、上品な印象に仕上がっていますよね!おかげさまで、このポーチはかなり好評だったようです。

目薬やハンカチ、リップなどさまざまなアイテムが入る。本当に使い勝手が良いんです。

花柄ポーチ(コスメ収納)

オリジナルポーチ、制作の流れとよくある質問

ここからは、オリジナルポーチを制作する際、事前に知っておきたい情報をまとめてみかさんに質問!
初めてグッズをつくる方にも安心のポイントがたくさんあるので、ぜひご覧ください。

ーー今回のように、オリジナルポーチをつくる場合の制作の流れを教えてください!

まずは形やデザイン、素材などを検討します。
今回のように「花柄」など大まかな方向性が決まっていれば、それに沿ったデザインをいくつか提案し、選んでいただけます。他に形や素材などにこだわりがあれば、ぜひ教えていただきたいですね。

その後、デザインをアイテムに載せたイメージをご確認いただいてから、サンプル制作に入ります。

ーー全体的に、どのくらいの期間を想定しておけばいいのでしょう?

サンプル作成には2〜3週間、そこで問題がなければ次の本生産のステップでは1.5カ月ほどかかります。全体で3カ月ほど見ておいていただくと安心ですね。

企業さまの場合は稟議なども必要になると思いますので、余裕を持ってご連絡いただけると嬉しいです!

ノベルティカフェ/打ち合わせ風景

ーー時間的な制約がある場合は、どのような方法がありますか?

既存の形状・素材のポーチを選択することで、納期までをタイトにできる場合があります。デザインにしっかりこだわりながら、理想的かつスピーディな制作をご提案いたします。

ーーデザインに困っている方も多いと思います。

もちろん、デザインのご提案(別途費用)も承っております!
ノベルティカフェを運営するルプランの姉妹会社・ラブソルはデザインやコンテンツ制作を手がけています。プロのデザイナーと連携し、責任を持ってご提案するのでご安心ください。

ーー制作数についても知りたいです!何個から依頼できるのでしょう?

完全オリジナルにする場合は、500個程度から注文を承っております。
本革のものなら100個から可能です。

少ない数で制作されたい場合は、決まった形状に「プリントのみオリジナル」という方法だと、予算的にもご希望に添いやすいと思います。その場合も私たちがご提案いたします。

ーーその他、オリジナルグッズをつくる上でのアドバイスはありますか?

イメージが固まっていなくても大丈夫です。普段使っていて「いいな」と思うものや、好きなモチーフを教えていただければ、そこから形にいたします。

今回のKADOKAWAさまの担当者さんも、グッズ制作は初めてだったようですが、丁寧なヒアリングをもとに提案し、完成までスムーズに進行できました。
初めての方でも相談しながら進められるので、オリジナルグッズを制作したい方はぜひ一度ご連絡くださいね。

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