10周年を迎えたグループ会社・ラブソルの節目に考えた、ルプラン&ノベルティカフェのこれから

ノベルティカフェの運営会社、株式会社Le Plan(ルプラン)代表の池田です。

2024年8月1日。
2017年〜2022年まで、このノベルティカフェを運営してきた株式会社LA BOUSSOLE(ラブソル)が10周年を迎えました。

以前も少し触れたことがありますが、2022年にルプランを設立するまで、ノベルティカフェはラブソルのノベルティ制作事業の中で運営していました。

その後、ノベルティやグッズ制作、オリジナル商品開発などのものづくり部門部分をルプランとして分社化し、私が代表になっています。

つまり、ラブソルとルプランはグループ会社。ラブソルの歴史には、ノベルティカフェの歴史も含まれているんです。

今回は10周年を迎えたラブソル、そしてルプランとノベルティカフェについて振り返って感じたこと、考えたことを書いていこうと思います。

想定していなかった起業から10年経って

ラブソルの節目にあたって、代表の柴山由香と私で対談をしました。
10年を振り返ってみて、やはり私はものづくりがすごく好きなんだと改めて思いました。

もともと私と由香は宝塚のファンクラブで、イベントのグッズや動画制作をしていた流れから、2014年にラブソルを創業。

そこからものづくりを続け、2022年、お客さまが目指す「ものづくりの目的地」までを案内できるよう、フランス語で市街地、路線図、設計図という意味の「Le Plan」を設立しました。

会社を経営する父を反面教師にしていた自分がこんな変化をたどるとは…。
人生はやはり何があるか分からないですね!

ものづくりへの愛は変わらない

さて、先ほどの「ものづくりが好き」という話。

私が新卒で就職活動をしていた時も、この考えが軸にありました。
当時から「手に触れるものをつくりたい」と思っていたため、自分にとって身近だった食品メーカーをたくさん受けました。

最終的には縁があった化粧品メーカーに入社。化粧品の開発、パッケージのデザインなどに携わり、当時からものづくりに夢中でした。

そこから10数年経ち、取り扱うもののジャンルは変わっていますが、ものづくりへの気持ちは変わりません。

出来上がったグッズが届くと嬉しいですし、箱を開ける時のドキドキ、それを手にした時の喜びは当時のままです!

ただ、その中で気をつけていること、大切にしている考えがあります。

それは、とにかく良いものをつくること。

「ノベルティ」は企業や組織の名を広める販促を目的につくられるもの。
「オリジナルグッズ」は様々ですが、例えばファンの方がグッズを通して好きな人やグループを応援できるもの。

このような目的があるとはいえ、制作者である私たちとしては、そのものが良いものであることが大前提であると考えています。

実は私も昔、日常的に使いにくい派手なデザインのノベルティをもらい、困ってしまった経験があります。
ノベルティカフェを立ち上げたのは、「捨てられないノベルティをつくりたい」という思いがあったからです。

捨てられない、もっと言うと「長く愛用していただけるものづくり」を目指していきたいです。

フルカラーポーチ,PU,合皮,オリジナルポーチ

お客さまに手に取っていただいた時に「思ってたよりももっと素敵!」と感じていただけたら最高ですよね。お客さまの喜ぶ姿、笑顔は、私たちがものづくりの喜びを改めて感じられる瞬間でもあるのです。

昨今、SDGsやサステナブルという言葉が広まり、ノベルティやグッズの世界でも、エコを謳っている商品が多く見られます。
再生素材や天然素材を使ったものづくりは大切ですし、弊社でも取り入れています。

しかし、使い捨てから脱却し、実際にそのアイテムを長く愛用していただくことこそが、本当の意味でのサステナブルに繋がると思います。

ルプランに必要な変化を考える

今回の節目にあたって、ノベルティカフェ、そしてそれを運営するルプランの未来についても少し考えてみました。

すると、私がしたいことはやはり「ものづくり」でした。
それも「お客さんに喜んでもらえることを考えたものづくり」をしたい。

シンプルだけど、ここの軸はこれからも変わらないと思います。

ただ、変化も必要だと考えています。
例えば、仲間を増やすこと。

私自身、ものづくりに関わり続けたい気持ちと、プレイヤー気質なこともはたらいて、これまで誰かの肩を借りながら動くことを、あまりしてこなかったような気がします。
自分でどんどん動いて、それがかたちになるのってやはりとても楽しいんですよね。

しかし、これからも、受け取った方が長く使いたくなるグッズやノベルティをつくり続けるには…お客さまに喜んでいただける仕事を続けるには…それをいつでも受けられるだけの会社規模にする必要もある

だからこそ、仲間と協働することってすごく大事なんだなと思います。

もちろんグッズ制作でお世話になっている職人さんや、業者さんとも「協働」です。

もう何年もお付き合いしている方々ばかりでありがたいですが、今後はルプランの内側にもしっかり目を向けようと考えています。

そしていつか「ルプランさん」と呼ばれるような変化もあったら嬉しいですね。

今、ものづくりに関するやりとりでは「池田さんにお願いしたい」などと、私の名前で認識していただくことが多いです。
それを、いつか会社名で呼んでもらえる日が来るように…。

実はラブソルも、創業から数年間は代表の由香や私の名前で呼ばれていました。でもある時から「ラブソルさん」と呼ばれる機会が増え、会社に人格が宿ったような感覚がとても嬉しかったことを覚えています。

ルプラン Tシャツ シルクスクリーン印刷

おそらくルプランに人格が宿るまでには、まだ少しだけ時間がかかると思います。

そもそもルプランという名前をしっかり伝えるためのWEBサイトも整えていなかったので、そちらも鋭意製作中です。
オープンしたら、またここでご報告いたします!

最後になりますが、10年を迎えたラブソルと3年目に差し掛かったルプランは、今後もお仕事を通してもっともっとお客さまの笑顔をつくっていけたらと思っています。

そして、今ありがたいご縁で繋がっているお客さまとのお付き合いを大切にしながら、これから出会う未来のお客さまのために、私たちルプランは少しずつポジティブな変化をしていきます

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。



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