オリジナルデザインのフルカラー御朱印帳(函館/最上寺様)

御朱印帳を持っていらっしゃいますか?
私は、制作したことはありながら、自分で持ったのは今年のはじめが最初でした。
御朱印帳を持って、旅先などで神社やお寺に立ち寄り御朱印を集めていくのは、なんとも楽しいです。

御朱印ブームは2000年頃から始まったと言われており、2013年の伊勢神宮の「式年遷宮」と出雲大社の「平成の大遷宮」が重なったタイミングで大ブームに発展したのだそうです。

Novetly Cafeでもお問い合わせを多数いただきます。
以前、こちらの記事でもご朱印帳の制作についてご紹介しました。

この時は、神社仏閣以外のお客様が御朱印帳を作成された事例でした。
実はメモ帳やノートのような感覚でオリジナルグッズとしても使えるご朱印帳。フルカラーで小ロットから作成できるのが嬉しいポイントです。

今回は、北海道の函館にあるお寺「最上寺」様よりご注文いただきました。
制作事例をご覧いただきながら、職人さん手作りのしっかりとした作りについてご紹介していきます。

フルカラーで美しいデザインを表現できるオリジナル御朱印帳

今回作成したご朱印帳がこちらです。
ご朱印帳の表紙は、紙製や布製など様々ありますが、今回は紙を使ったもの。マットコーティングが施されているので、汚れや水にも強く丈夫で長持ちします。

紙タイプの表紙が良いのは、フルカラーの表現が思い通りにできることです。
発色がよく、美しい仕上がりなのが、写真からもみていただけると思います。
布のタイプは生地を織りながらデザインを表現していくため、再現できるデザインには限界があります。
もちろん、重厚感があるのでシンプルなデザインで布タイプを選択するのもおすすめです。

デザインデータがなくても、イメージをお伝えいただければデザイン作成も承ります

Novelty Cafeでは、ご注文いただく際、基本的にはIllustratorでのご入稿をお願いしております。
しかし、データ作成が難しいという方ももちろんいらっしゃると思います。
その場合は、イメージをお伝えいただきデータ化のお手伝いをさせていただくことも可能です。(別途料金を頂戴する場合がございます)

今回は、手書きのイメージイラストを頂戴し、そこからデータ作成を行いました。

ご注文いただいた最上寺様は、函館は五稜郭のすぐそばにあるお寺です。
表紙の中央にあるのが御朱印のデザインなのですが、五稜郭を模したものです。星形が可愛らしいですよね。

また、五稜郭は新撰組の土方歳三の最期の地と言われています。そのため、新撰組のだんだら模様の羽織りをイメージしたデザインも取り入れられています。

そして五稜郭は桜の名所でもあります。首都圏より遅れて連休頃に見頃を迎えるのだとか。いつか行ってみたいと思っています。

裏面には、最上寺さんの敷地内にあるオーガニックショップKoAさんのロゴマークが入っています。
実は今回ご注文いただいた方は、最上寺の御住職の娘さんでオーガニックショップのオーナーさんでした。
お寺とショップがうまく融合した素敵なイメージ画をいただき、データ化させていただきました。

職人さんが1冊ずつ手作りした本格的な仕上がり

こちらのご朱印帳、カラフルな表紙の印象が目立ちますが、中身はしっかり本格派なのです。

まず、本文の紙は、奉書紙を使っています。にじみにくく、かすれにくい、ご朱印帳専用の紙です。
墨で直接書いてもらうのがご朱印帳の魅力。もちろんシートを貼り付けるのも手軽で良いですが、墨で書いてもらったときにこの奉書紙が威力を発揮します。

そして、この奉書紙の断裁や組み立ては、職人さんの手作業によるものです。フルカラープリントした表紙を台紙に巻きつけるのも、職人さんの手作業。
驚くほどの手間暇かけた手作業で仕上げられているのです。

手にした人が長年持ち歩き、神社仏閣での想いをためていく御朱印帳ですので、丁寧に丁寧に仕上げられたものであることが大切だと考えています。

そのため、特急納品は難しく、納期は少し長めにいただいています。
ご注文から1ヶ月〜1ヶ月半程度。仕上がりをゆっくりとお待ちください。

ご朱印帳の基本情報
■ 最小制作可能数:100冊から
■ 納期:1~1ヶ月半程度
■ デザイン:表紙、裏表紙、フルカラープリント可能

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御朱印帳についていかがでしたでしょうか。
大変嬉しいことに、今回ご紹介した最上寺様からは何度かリピートでのご注文を頂戴しております。

お客様にも評判が良いのだと教えてくださいました。こうやってお客様と繋がり続けていけるのが嬉しいです。

御朱印帳は小ロットからでも作成可能です。
ぜひお問い合わせください。

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