ものづくりのヒントが満載!ほぼ日『生活のたのしみ展』を体験

こんにちは。プランナーの平野です。
今回は、ほぼ日ファンが待ち望むイベント『生活のたのしみ展』に行ってきました! 

ほぼ日は、コピーライターの糸井重里さんが始めたウェブサイトです。毎日更新されるエッセイや、個性的な商品など、生活をちょっと楽しくしてくれるヒントがたくさん詰まっています。特に、ほぼ日手帳は、手帳好きにはたまらないアイテムとして知られています。

ほぼ日が主催する『生活のたのしみ展』とは、2016年から始まった、生活にまつわる「たのしみ」を感じられる催しやアイテム、食べ物などが集まったイベント。

今回は個性豊かな57の出展社(及び出店)が集い、会場全体がワクワク感に包まれていました。

ここでは、イベントで私が注目したアイテムやブースをご紹介。さらに、そこで得たインスピレーションをもとに、ノベルティ・オリジナルグッズ制作のヒントを探ります!

人気クリエーターのアイディアを商品化した個性的な雑貨店

数あるブースの中で特に心惹かれたのが「架空が実在する雑貨店」。

ここは独特な個性とキャッチーなプロダクトデザインが大人気のクリエイター・ミチルさんとほぼ日で商品化したアイテムを販売しているブースです。

こんなものがあったら面白い!を多数商品化している方なので、イベント開催前からSNSでも話題に!

特に私が興味を持ったのは、カラフルな付箋を絵のパーツに見立て、組み合わせることでゴッホやモナリザの名画がモザイクアートで表現できるというユニークな付箋。

用途が明確で実用性の高いアイテムを、別の視点から形にしているところが面白いですよね。

そしてもちろん、本来の付箋としても使えます。

3時のおやつにかけた、「賛辞のおやつ」というクッキー缶はミチルさんの新作アイディアです。ひと目見た瞬間「欲しい」と心の底から思いました。

調べてみると、自己肯定感が高まるデザインが施されたクッキーがランダムで入っているのだそう。箱を開けたときに思わずクスッと笑えそうなアイテムですよね。

ミチルさん曰く、「今回は、自分で自分に賛辞を送りたいときや、思いっきり誰かに賛辞を送りたいときにぜひ開けていただきたい、ちょっととくべつなクッキー缶を作りました。」(生活のたのしみ展2025 ならぶお店「ミチル@mitiruxxx 架空が実在する雑貨店」)とのこと。

見た目もかわいく、もらった人に驚きをもたらす遊び心満載のこのクッキーは、場内の数あるアイテムの中で、最も誰かにプレゼントしたくなった一品です。

実はこの「プレゼントしたくなる」という感覚は、私たちが以前制作した、姉妹会社・ラブソルの10周年記念で制作したアイシングクッキーでも大切にした要素。メッセージ性と実用性を兼ね備えた贈りものは、貰って嬉しいノベルティやお礼の品として、特におすすめです。

手仕事のぬくもりが伝わる活版印刷のワークショップ

次に印象的だったのは、アートディレクター細山田光宣さんによる、活版印刷とリソグラフの制作スタジオ「Letterpress Letters」のブース。カラフルで目を引くアイテムが織りなす空間は、それ自体がアート作品のようでした。

その中で、特に印象的だったものをいくつか紹介させてください!

まずは生活のたのしみ展の公式キャラクター「ほぼトリドリ」をモチーフにした活版印刷のワークショップ。

非常に人気が高いため、私がブースに着いた頃には整理券の販売が終了し、体験はできませんでした。ただ、参加者それぞれが色を選び、世界に一つだけのオリジナルポスター作り上げる様子を間近で見ることができました。

活版印刷特有の、インクが生み出すぽってりとした凹凸。その質感が「ほぼトリドリ」の愛らしさを引き立て、温かみのある作品に仕上げていく…。

印刷ひとつで、こんなにも雰囲気が変わるとは、改めて活版印刷の持つ魅力を実感しました。

次の方のために、版についたインクを除去している様子です。

ブース内に展示されていたトートバッグも注目を集めていました。シンプルなデザインながら鮮やかな配色は、遠目からでも目をひくようで、多くの方が手に取っていました。

ベーシックなアイテムも、色使いや印刷の工夫次第でここまで表情豊かに仕上がるのですね。

素敵なトートバッグによって、私たちのものづくりのアイディアも広がったような気がします。

そんな「Letterpress Letters」のブースでひと際目を引くのは、やはり「365 Find your day」のカード。

これは365日それぞれの日付が、多様なデザインでカードになっている人気シリーズです。誕生日や記念日のギフトに添えれば、より特別な演出になりそうです!

ここまで見ていて、「Letterpress Letters」さんのブースの特徴は、豊富なカラーバリエーションによる「選ぶ楽しさ」だと感じました。

おそらくメッセージや想いに合わせて色を選べる自由度の高さが、ワクワク感や創造性を刺激するのでしょう。

「Letterpress Letters」のもう一つの注目アイテムが、「TYPEFACE NOTEBOOK」です。365ページという贅沢な厚みを持つこのノートに、日々のテーマに沿った書き込みをすることで、使う人だけの特別な一冊が完成していく。

しっかりとしたハードカバーは、日々の持ち歩きにも耐え得る仕様だと思います。

もちろんデスクに置いておき、一日の終わりにその日の振り返りを書くのにも最適です。

使い込むほどに愛着が増し、本棚やデスクを彩る、そんな素敵な一冊になりそうですね。

ノベルティ・オリジナルグッズ制作には驚きと喜びのスパイスを

今回のイベントで手に取り、欲しいと思ったアイテムの全てに共通する要素がありました。それは「驚き」と「喜び」です。

どれも手に取った時のサプライズ感や、高揚感が感じられました。

それは決して表面的な演出ではなく、手に取った方に向けた真摯な想いによって作られたのだと、強く感じたのです。

だからこそ大切に手元に置いておきたいという気持ちが自然と湧き上がってくるのでしょう。

この発見は、まさに私たちノベルティカフェが目指すものづくりの姿と重なります。心に残るものづくりには必ず、作り手の気持ちが宿っている。そして、その想いは確実に受け手に伝わるということ。

今回のイベントから得たインスピレーションの数々は、改めて自分たちの目指す方向性を再確認させてくれました。

これからも、「手に取る人への想いを大切にするものづくり」を心に刻み、邁進していきたいと思います

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