オリジナルグッズの販売が「お客さまとの接点」を増やす。家系ラーメン箕輪家が目指すのは、お客さまと「仲間」になること

来月、2022年11月末に東京都中野地区にオープンを予定している新進気鋭の家系ラーメン箕輪家。

既存のラーメン店の枠にとらわれず、イベントへの出店からスタートし、店舗探しに奔走しつつ話題のNFTやクラウドファンディングに挑戦している、まったく新しいタイプの飲食店です。

ノベルティカフェでは、クラウドファンディングに必要なクリエイティブの制作や、リターン品の制作、さらにECショップやイベント時に販売しているオリジナルグッズの制作を担当してきました。

今、最も注目されている熱いラーメン屋、箕輪家の店長丸山さんに、飲食店におけるオリジナルグッズ制作のポイントやメリットについてお伺いしました。

実店舗オープンに向けて、クラウドファンディングに挑戦!

実店舗のオープンまでは、イベント出店をメインとして活動している箕輪家さん。

10月25日(火)・26日(水)は、新宿区にある大久保公園にて開催された「大つけ麺博」に出店されました。こちらのイベントは3年ぶりの開催で、入れ替わり立ち替わり101店舗の人気ラーメン店が出店する大規模なイベントです。1日に1,000杯売ったお店もあるそうです…!

箕輪家名物、丸山店長の「いってらっしゃい!」が、会場中に響き渡ります。イベント会場ではラーメンだけでなく、ノベルティカフェで制作したグッズも販売されました。

2022年11月28日には、東京都中野のラーメン激戦区に、ついに実店舗がオープンするそうです! オープン資金を調達するために、現在はクラウドファンディングに挑戦中。

https://camp-fire.jp/projects/view/606202

最初の目標金額を、開始後たったの4時間で達成したという偉業を成し遂げました。
わたしもTwitterで拝見していましたが、あっという間のことでビックリ!

取材時に、達成の秘訣を丸山店長にお伺いしたら「やる気と元気と気合い」というシンプルな言葉が返ってきました(笑)なんだか丸山店長らしいな、と思ってしまいました。

ネクストゴールを目指し、新たなリターン品が追加されました。
そのリターン品がこちらです!

箕輪家さんのオリジナルグッズのセットです。
こちらのグッズも、すべてノベルティカフェで制作させていただきました。

ラーメンを作ることに邁進しながらも、グッズを作ったりクラウドファンディングをしたり、さまざまなことに挑戦される箕輪家さんの、今後の店舗展開についてお伺いしました。

「まずは、11月28日に東京の中野に旗艦店をオープンさせます。そのために、この半年間は、いろいろな家系ラーメンのお店に挨拶まわりに行きました。
オープン後は、僕自身が旗艦店である中野店に立ち続けて繁盛させ続けていくと決めていますが、他にも海外でフランチャイズでの店舗展開を考えています。」

半年間も家系ラーメンの先輩たちに挨拶まわりをされたとは…! 先達への尊敬の気持ちと礼儀を大切にされているからこそ、周りの人から応援されていくのですね。わたしも東京に行ったら、絶対に食べに行きます!

東京にはなかなか行けないけれど、箕輪家のラーメンが食べてみたいという人には、ご自宅で気軽に食べられる「おうちで箕輪家」がおすすめです!毎月28日、数量限定でECショップでラーメンを販売しています。
わたしも食べたことがあるのですが、お家で本格的な箕輪家のラーメンが楽しめるのでおすすめです。濃厚な味わいがするのに、後味はスッキリ、濃い味が苦手な方でも食べやすいラーメンでした。

https://eakminowaya.base.shop/

オリジナルグッズを作る際の出発点は、「自分が着たいもの」

箕輪家さまは、これまでにもいくつものグッズ制作を依頼してくださいました。
屋外のイベント用にタペストリーを作成をしたこともあります。フルカラーで印刷でき、パッと目をひきます。耐久性も意外とあって、イベントの際には何度も使っていただいています。

こちらのタペストリーについて、ノベルティカフェの記事でご紹介をしています。

デザインについては、ノベルティカフェが担当することもあれば、箕輪家さんのグッズを長くデザインされている方が担当することもどちらのケースでも丸山店長のポリシーの元に、スタイリッシュで尖った部分もありながら、着やすいデザインに仕上がっています。

そもそも丸山店長が、なぜオリジナルグッズをつくって販売しようと思ったのか伺ってみました。

「元々は、自分が着たいものをつくりたいという思いからなんです。」

迷いなくハッキリと答える丸山店長。「自分が着たいもの」を販売するという発想が、わたしの中ではあまりなかったので新鮮でした。確かに、それが一番思い入れの持てるつくり方かもしれません。
まずは自分の欲しいものから。ノベルティやオリジナルグッズ制作に迷ったときは、そこから考えていくのもいいかもしれません。

丸山店長は、グッズ一つ一つのデザインにもこだわっています。

「デザインをしてくれている人を心から信頼しているし、本当にかっこいい。実際、これまでに作ったTシャツもキャップも、ずっと着ています。自分が気に入ったものであれば売れると思っています。それはラーメンも同じです。」

数々のグッズ販売をしてきた箕輪家ですが、ノベルティカフェに頼み続ける理由を、丸山店長は次のように話してくれました。

「いつでも寄り添ってくれるからです。どんな時でも対応をしてくれますし。愛が深いので、ありがたいです。」

ノベルティカフェは、お客様に寄り添ったグッズ制作を心がけています。丸山店長に、そう感じていただけたことが何より嬉しいです。

キャップづくりのこだわりは、「わかる人にはわかる」仕掛け

それぞれのグッズへの熱いこだわりを教えてもらいました! まずは、箕輪家グッズの中でも継続的に人気がある「キャップ」です。

「キャップは、側面にある刺繍が見えないところがポイントなんです。簡単には見つけられないけれど、知っている人にはすぐ見つけられるというコンセプトにしました。」

確かにパッと見では、気づかないさりげなさですよね。よくよく見てみると、「THE CAUSE OF DEATH IS RAMEN MINOWAYA」と、黒い糸で刺繍されています。

名入れの方法はいくつかありますが、キャップで一般的なのは、刺繍とプリントです。高級感を出したい場合は、断然刺繍がオススメです。丸山店長と何度も話し合いを重ね、かっこいい仕上がりになりました!

キャップ正面には、箕輪家の英語ロゴが刺繍されています。ロゴの真ん中にある赤い丸、こちらに込められた意味を伺いました。

「MINOWAYAのOの赤マークは、実は、日の丸を意識しているんです。海外への店舗展開を考えているので、日本のラーメン屋だと分かるようにしました。」

「日本発」のラーメン屋である誇りを持って世界を目指す。英語ロゴからも、店長の強い決意が伝わってきます。

オリジナルグッズは、お客さまとの「もう一つの接点」

箕輪家オリジナルトレーナーは、すべて英語表記のスタイリッシュなデザインです。赤のラインは、丸山店長のトレードマークであるはちまきをイメージしたもので、「死因は箕輪家」と英語表記されています。

箕輪家さんには「わかっちゃいるけどやめられない、後悔するために生きている。死因は箕輪家」というコンセプトがあります。箕輪家のラーメンなしじゃ生きられない体、という意味です。それほど味にこだわっているのですよね。

実店舗のオープンよりも先に、手売りでのグッズ販売やECショップを展開してきた箕輪家さん。その狙いについてもお伺いしました。

「お客さまが箕輪家のTシャツを着て、ラーメンを食べに来てくれると嬉しいんですよね。仲間というか、家族というか…。ラーメンだけではなくグッズがあることで、箕輪家をいつでも身近に感じてもらえる。まあ、なによりも、自分が着られることが一番嬉しいんですけどね(笑)」

オリジナルグッズを買ってくれることも嬉しいけれど、そのグッズを持って食べに来てくれる喜び。さらに、その時丸山店長も同じものを身につけているからこそ、まさに「仲間」としての連帯感を感じられそうです。ラーメンだけではない「接点」をつくってくれるのが、オリジナルグッズなのですね。
手元にあることで、お店やイベントに行けないときも、箕輪家さんを思い出す。丸山店長のお客さまとの接点のつくり方は、ラーメン店だけではなく、他の飲食店さまにも転用できるものだと感じました。

今後もグッズ制作は考えているそうです。Tシャツ、キャップ、トレーナーと、普段使いできる魅力的な商品展開を考えてきた箕輪家さんの、次のグッズが気になりますね!

最後に、新たに激戦区に店舗をオープンさせるにあたり、お店を続けていくための秘訣を聞きました。

「お客さまのことだけを考えていく。その上で、自分が楽しいと思えることをしていく。」

やっぱり、丸山店長の言葉はシンプルでした。箕輪家が多くの人に応援され愛されている秘訣は、ここにあるような気がします。

丸山店長にインタビューした記事がありますので、あわせてご覧ください!

https://note.com/laboussole/n/n160bbeefc43e

今後のご活躍を楽しみにしつつ、私たちもグッズ制作などで引き続き応援していけたら嬉しいです。

ノベルティカフェは、飲食店さまのオリジナルグッズ制作にも積極的に携わっています。お気軽にご相談ください。

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