宝飾フェアのノベルティに、本革でつくったミニ財布
ノベルティカフェでは、プチギフトのようなちょっとしたものから、オリジナルでつくりこんだ記念品・お土産品まで、様々なグッズを制作しています。
中でも人気なのが、完全にオリジナルで制作する本革グッズです。
何をつくるか、色、サイズ、部品の仕様まで細かく指定してつくりこむことができるのが特徴です。
こちらの記事では、革小物の制作事例の中から、ミニ財布をご紹介します。
上質なイタリアンレザーを使い、手触りよく仕上げました
こちらのミニ財布の美しい色合いがパッと目に入りますよね。
ピンクとレモンイエローの発色の良い革はイタリア製です。
革小物をつくる場合、まずは何をつくるかを決めます。
つくるものが決まったら、つぎにするのは色決めです。その際にお見せするのがイタリアンレザーの見本帳です。
ノベルティカフェでは、価格の制約がある場合や、お客さまから革の原産地指定がある場合を除き、基本的にイタリアンレザーをおすすめしています。
イタリアンレザーを利用している理由は、なんと言っても色の美しさです。
微妙なニュアンスカラーや、なんとも言えない美しい色の革が揃っています。
そして、ノベルティカフェで取り扱っているイタリアンレザーのメーカー品は、色ブレが少ないのも魅力です。
革は天然の素材なので、どうしても制作時期やロットによって色ムラが発生してしまいます。
ある程度は仕方がないことなのですが、あまりにも色ムラがひどいとお客さまにお出しできる品質とは言えません。
手触りの良さも魅力の一つです。
柔らかく手になじみ、ずっと触っていたくなる気持ちよさです。
このように魅力的なポイントがたくさんあるため、ノベルティカフェではイタリアンレザーをおすすめしています。
細かい仕様にもお客様のこだわりを取り入れてつくることができます
こちらのお財布は、宝飾メーカーさまからご注文いただきました。
フェアの期間中に、お買い上げされた方へのノベルティになるということでした。
商品の金額が高額のため、担当者さまのノベルティへのこだわりも強く、お客さまに喜んでいただけるものをと、打ち合わせを繰り返しつくっていきました。
以前、弊社で作成したミニ財布のサンプルをご覧いただき、それを気に入ってくださったことから、アイテムはミニ財布に決まりました。
特にお客さまがこだわったのが、コインを入れるスペースです。
元々のサンプルではポケット型のコインケースだったのですが、より使いやすいようにということで、大きく開くタイプに変更しました。
エンドユーザー様はご年配の女性が多いとのことで、より小銭がみやすく、取り出しやすい形状にしたいというご要望でした。
こういった、細かいご要望をかなえられるのが、オリジナル制作の魅力です。
内側の色、素材、仕切りの数まで全てご希望に合わせてつくります
カスタマイズできるのは、革の色や小銭いれの形状だけではありません。
内側の素材を布にするか、革にするか、色はどうするか、縫い糸の色はどうするか、金具の色はどうするか、全て思いのままに制作します。
イエローのお財布の内側はホワイトベージュ、ピンクの内側はブラウンになっています。どちらも本革でつくりました。
小銭入れの内側はどちらもブラックで、シャンタンという生地にしています。
シャンタンはかつてパーティードレスの素材としてよく使われており、丈夫で美しく汚れにくいのが特徴です。
小銭を入れる部分はどうしてもコインの汚れが付きやすいので、あえて革ではなく生地を使いました。
オリジナル品は必ずサンプルを制作し、現物確認をして進めます
本革のオリジナル品をつくる場合、必ずサンプルを制作し、確認いただいてから本生産に入ります。
サンプルを見てから、ロゴの位置やサイズ、場合によっては革の色まで変えることも可能です。
本革のノベルティは、通常のアイテムに比べて金額が高くなっておりますが(1500~5000円程度)、サンプルを見ながら進められるので安心です。
過去の実績品を見ていただきながらのお打ち合わせも可能です。
ぜひお問い合わせください。