使うたび、思い出がよみがえる「日常に寄り添う」ノベルティ制作の実例

使うたび思い出がよみがえるノベルティ

長く愛用されるものづくり。これは私たちノベルティカフェが大切にしている価値観のひとつです。

さらに私たちは、使うたびにその時の体験や思い出がよみがえる、受け取った方の日常に寄り添うグッズ・ノベルティづくりを目指しています。

とはいえ、そのためには大前提があります!

それは、日常的に使いたくなるアイテムであること。デザイン性や話題性だけでなく、受け取った方の暮らしに自然と溶け込むような配慮が必要なのです。

ここでは、長く愛用され、さらには思い出とともに記憶に残るノベルティづくりのヒントと、そのご提案としてのアイテムをいくつかご紹介します。

体験とともに記憶に残る、ノベルティと旅行の思い出

私、松本には、普段からよく使っているノベルティがあります。それは都内の下町、谷中にある宿泊施設「hanare」でいただいたエコバッグです。

hanareエコバッグ

このホテルには面白いコンセプトがあります。

それは、街全体をホテルと捉えるという発想です。チェックインの際には「夕飯はどのようなものを予定していますか?どんなお酒がお好みですか?」といったヒアリングをもとに、コンシェルジュのように、私たちの好みに合った飲食店の提案をしてもらいました。

「ここに来ないとたどりつけない情報」だと深く感心した記憶があります。

banareエコバッグ使用写真

このエコバッグは、ノベルティとしてホテルの部屋に置かれていました。薄手の生地でコンパクトに折りたためる、ほどよいサイズ感ですよね。

夜は財布やハンカチを入れて街歩きを楽しんだり、朝は近所の銭湯に行くために活用したり…。谷中での滞在中、さまざまな場面で活躍しました。

そしてもちろん今も愛用しています。普段使いのエコバッグや旅行時のサブバッグとして…気がつけば、いつも持ち歩くようになっていました。主張しすぎないデザインも気に入っています。

さらに使うたびに、自然とあの素敵なホテルでの思い出もよみがえるんです。地元の人しか知らない穴場スポット、銭湯での心地よい疲労感、古民家カフェでの朝食など、エコバッグを通して当時を思い出し「また行きたいな」と、たびたび思っています。

この経験から、印象深いノベルティには、以下の3つの要素があると気づきました。

  1. ノベルティを受け取った時の体験自体が素晴らしいこと
  2. その体験と絡めたノベルティであること
  3. ノベルティが、日常使いしやすいアイテムであること

「hanare」のエコバッグは、施設のコンセプトである”街歩き”を促す、つまり体験に紐づいたアイテムでありながら、帰宅後も使い続けられる実用性を兼ね備えています。
この両立が、長く愛用されるノベルティの秘訣なのですね。

ノベルティカフェの、心を通わせたものづくり

ノベルティカフェでも、体験に結びついたノベルティ制作、そして日常使いしやすいものづくりを大切にしています。

周年記念のマグカップ:お店での温かな時間を日々の暮らしへ

浅草橋のダイニングカフェ、uchinomi-diningSO様が5周年を迎えた際のイベントでは、お店での思い出をそのまま一緒に持ち帰っていただけるようなマグカップを制作。

店内に飾られているマスターの似顔絵をアレンジしてプリントすることで、SOさんならではの温かみのあるデザインに仕上げました。

デザインはノベルティカフェが担当し、マスターのこだわりに合わせて数字のレイアウトも微調整しながら、無事完成!

マグカップ

5周年パーティ当日は、お世話になっているお客さまにマグカップを配布。「かわいい!」という声をあげる方、マグカップと一緒に写真を撮る方もいらっしゃいました。

ノベルティカフェにとって、お店での素敵な思い出と、日常をつなぐノベルティの可能性を強く感じる機会となりました。

御朱印帳ケースにもなる巾着:函館の思い出を身近に調和

函館にある最上寺様では、以前ノベルティカフェで手がけた御朱印帳に続く新たなアイテムとして、巾着を制作。

御朱印帳ケースとして使える絶妙なサイズ感と、御朱印帳の柄を取り入れた統一感のあるデザインがポイントです!

最上寺様御朱印帳ケースの巾着

五稜郭タワーや五稜郭公園に近い最上寺様には、観光で函館を訪れる方々も多く参拝されます。そんな方々が巾着を使うたびに、函館での思い出が自然とよみがえってくるように…サイズやデザインを丁寧に検討しました。

中には、このアイテムを普段使いの小物入れとして愛用される方もいらっしゃるそうです。

卒業記念品のカードケース:母校への想いと実用性が調和する、上質な革製品

ある私立・中高一貫校の父母の会からご相談いただいた卒業記念品では、本革のカードケースをつくりました。

「本革のノベルティを」というご要望からスタートし、生徒さんの日常に寄り添えるアイテムを目指して対話を重ね、ご提案したアイテムです。

本革のカードケース(型押しでの名入れ)

カードケースには、校章と学校名を型押し(革に凹凸のついた金型を熱と圧力で印刷する方法)で名入れしました。
母校への敬意と思い出が調和する、上品な仕上がりを意識しています。

本革カードケース(金のファスナー)

ファスナーもゴールドで高級感がありますね。
カード類はもちろん、鍵やアクセサリーまで収納できる実用的な一品となり、卒業後も長く愛用していただけるアイテムが完成しました。

今回は、体験と結びつき、日常に寄り添い続けるノベルティについて考えながら、これまでに私たちが手がけてきた実例をお届けしました。

ご紹介したアイテムが、みなさまのものづくりのヒントとなれば幸いです!

そして私たちノベルティカフェは、グッズやノベルティを受け取る方のことを考えた、オリジナリティあふれるものづくりに力を注いでいます。もちろん、数万個規模の大量生産も柔軟に対応しています!

アイテム選定からデザイン、数量、納期まで、すべては対話を重ねながら…。温かみのあるグッズ、ノベルティづくりをぜひご一緒させてください。

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