オンラインミーティングで、遠隔でもこだわりのものづくりを
つい先日、新規のお客様とオンライン上で打ち合わせをしました。
Novelty Cafeの運営会社であるラブソルを立ち上げて8年になりますが、実は完全に新規のお客様とオンラインでミーティングするのは初めてでした。
2020年、世界中で猛威を奮っているCovid-19。全世界、全国的にオンライン化が加速しました。
弊社のお客様からも、週に何度か出勤し、残りは自宅勤務という働き方が定着しつつあるというお話をよく伺います。
これから増えていきそうなオンラインミーティングについて、振り返りと今後に向けてのことを書いてみようと思います。
Novelty Cafeでのグッズ制作の流れ
その前にまず、Novelty Cafeでのグッズ制作の流れを簡単にまとめておきます。
オンラインミーティングのことを書こうとしていますが、そもそも打ち合わせありきではありません。
メールのみのやりとりで進めるお客様の方が多いです。できるだけお客様にとってわかりやすくご満足いただける方法を取りたいと思っています。
1.まずはお問い合わせフォームからご連絡をいただきます。
ページの右上や、各記事の下からお問い合わせフォームに飛んでいただき、お問い合わせ内容をご記入ください。
実は、お電話でのお問い合わせをお受けしていません。
少人数で対応しておりますので、打ち合わせ中や作業中などお電話での対応が難しい場合があります。そのため、一旦フォームよりご連絡をいただくようお願いしています。
2.お問い合わせに返信:お見積もり・ご提案・確認など
お問い合わせをいただいたら、基本的には3営業日以内にご連絡をしています。
お問い合わせの内容に応じて、そのままお見積もりをお出しする場合、ご希望の商品をご提案する場合、お見積もりやご提案をするにあたりいくつか確認させていただく場合があります。
初めてお打ち合わせはこの時点で入ります。
3.細かい仕様決定後、制作に入ります
メールでのやりとりや打ち合わせを重ね、仕様が確定、お見積もりの承認をいただけたら制作がスタートします。
長くなってしまいました。では、オンラインの打ち合わせについて。
遠方の方とも込み入った内容のグッズ作りがやりやすくなる
遠くの方とも連絡が取れるとか、移動に時間やお金がかからないなど…一般的に言われているオンラインの利点はあります。
その中でも、私が最も有益だと思うのは、遠方の方とも完全オリジナル商品を作り込むのがやりやすくなったことです。
今までは、遠方のお客様とはメールや込み入ってくるとお電話。近くのお客様とは対面で打ち合わせ。という場合が多くありました。
Novelty Cafeの主力商品の一つが、完全オリジナル制作のポーチやケース。こういったものをつくる場合、どうしても細かい仕様について入念な打ち合わせが必要になります。
もちろん、メールやお電話でやり遂げたケースもありますが、どうしても数は少なく、都内のお客様が圧倒的に多いのが特徴です。
先ほども書いたようにミーティングがマストではありません。
しかし、直接お顔をみてお話しできる方が安心度合いがグッと上がるのは間違いありません。
リアルに会うよりも、事前準備や前提条件の共有が大事
オンラインミーティングをやってみて、まず思ったのは、とても緊張するということでした。
リアルにお会いする場合も、会社を訪問しての初対面は緊張しますが、何かそれ以上の緊張感がありました。
おそらく、実際にお会いする場合は、名刺交換をしたりちょっと世間話を挟んだりと、空気を共有する時間が自然と取れるのが理由ではないかと思いました。
オンラインの場合、そういったリアルの儀式のような時間がないので、すぐ本題に入らないとなりません。
そのために必要なのが、お客様が知りたいこと、こちら側が知りたいことを明確にしておくことです。
今回のミーティングでは、当初、漠然とつくりたい物をお問い合わせいただいていました。
追加でご質問し事前に、ご予算や個数、目指すデザインイメージを伺っていました。
この内容をもとに、お話しできる内容を準備して臨むことができ、スムーズでした。
画面共有やチャット、メールを使ってよりわかりやすいやりとりを
実際にミーティングをしてみて、お顔を拝見しながらお話しできるし、こちら側も提案物をみていただけて、やって良かったというのが感想です。
トートバッグのサンプルをみていただいた際に、どのくらいの量はいるのかというご質問をいただきました。
弊社のスタッフがバッグに玉ねぎと人参を実際に入れてくれて、画面越しにお見せすることができました。
画像のやり取りはメールを送ってその場でみていただいたりもしました。
いろいろなツールを使うことで、よりリアルに近い臨場感のある打ち合わせになりました。
大切なのは、わかりやすく、思いを込めたものづくりができること
今回は、オンラインミーティングをやってみたことについて書きました。
ただ、大事なのはオンラインかオフラインか、メールか電話か、ではありません。
お客様が欲しいもの、つくりたいものを、できるだけ気持ちよくつくれるお手伝いをしたい。
そのための一つの方法として、オンラインがあるように思います。
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