一つ一つにゲストの名前を印刷!コスメの新商品発表会でお渡しするオリジナルポーチを制作しました

こちらの記事でご紹介するのは、合皮のオリジナルポーチ。
1点ずつ違ったお名前をプリントしました。

オリジナルポーチの制作方法は、大まかに分けて2パターンあります。

1つは既製品のポーチに名入れをする方法。スピーディーに制作できる、最小ロット50個から制作できるなど、気軽に制作できるのがメリットです。

もう1つは、完全オリジナルで制作する方法。素材や形状などすべて自分で決めることができるので、こだわりを実現したい方におすすめの制作方法です。

コストや制作期間などをお伺いしたうえで、最適な制作方法をノベルティカフェのプランナーが提案していきます。

最大の難関は、ポーチ1個ずつにそれぞれのお名前をプリントすること

今回、お客様からいただいたのは、オリジナルポーチの制作依頼。しかし、ちょっと難しいご要望がありました。

・化粧品会社の新商品発表会で、ゲストの方に商品を入れてお渡しするポーチをつくりたい。
・該当のメイク品を入れるのにちょうど良いサイズであること。
・素材は、合皮やマットサテンのような高級感を感じさせるものであること。
・1点ずつ違ったお名前を印刷すること。

オリジナルポーチの制作といっても、同じロゴをプリントするのとはちょっと違います。一つ一つ違った内容を印刷するということで、難易度は高め

ここからがプランナーの腕の見せどころです!
どうやったら上記の条件をかなえられるか、頭を巡らせます。

高級感を優先し、本革での制作も検討しました。しかし、本革の場合、名入れは型押しが最適。

そうすると型押し用の「型」が必要なため、1点ずつつくっていたら完全に予算オーバーになってしまいます。型押しの「型」は1個あたり5,000~10,000円程度かかります。

では、どうするか…?

最終的に、セレクトしたポーチの素材は、「合皮(合成皮革)」。
合皮とは、布の上に合成樹脂を塗り、革の風合いを出した素材のことです。なめらかな質感であり、染色のしやすさやプリントの発色の良さがポイント!

最近は、本革と比較しても手触りなどに遜色ないものが出てきています。お手入れしやすく、水や汚れに強いところも魅力です。

制作にあたりポーチのサンプルを取り寄せ、質感などを確認していただき、決定しました。名入れはフルカラーですることにしました。

80名分のお名前をポーチに印刷!印刷位置やレイアウトは一点ずつ調整しました

ポーチが決まれば、次は印刷です!

一点ずつ名入れするゲストのお名前は、ポーチの全面に大きくプリントしたい、というご要望をいただきました。

印刷データをお客様から支給いただき、まずは、サンプル制作を進めます。
名入れの位置やバランスは、こちらからいくつかご提案し選んでいただきました。

こちらのポーチは、合皮にプリントをしてから縫製されます。
そのため、印刷範囲にとらわれずどこにでもプリントできるというメリットが! 画像の通り、広い面を使って大胆にプリントしました。

サンプル制作でご確認いただいた後、本生産に入ります。
本生産では、80名分のお名前のデザインデータをいただき、プリントの位置やバランスは、ノベルティカフェで調整しました。

入稿データは、Illustratorで制作したデータでいただいております。
もし、データ制作に不安がある場合は、ノベルティカフェでお手伝いすることもできますのでご安心ください。(別途、料金がかかります)

こちらが、お一人お一人のお名前がプリントされたポーチです。

グラデーションもキレイに再現することができました。白の生地にお名前が大きく印刷されており、思わず目を惹きますよね。
お名前ごとに印象的に見える位置にプリントすることを意識しました。

サイズ:大 W200 × H165 × D60 mm/小 W180 × H130 × D50 mm
材質: 合成皮革
印刷方式: UVインクジェットプリント
最小ロット:50個〜

ノベルティカフェには、決まった商品がありません。だからこそ、お客さまの叶えたい気持ちに寄り添うことができます。

「こんなオリジナルグッズがつくりたい」という思い、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
プランナーがご要望をお伺いした上で、ご提案をしていきます。

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