使い続けたい!日常に溶け込む実用的なノベルティのつくりかた
こんにちは、プランナーの松本です。
先日、ノベルティカフェのスタッフ3名で、普段愛用しているノベルティを持ち寄って座談会をしました。
その中で、ある気づきがありました。それは、ボールペンやメモ帳などの実用的なノベルティが長く愛されるには、品質や機能面が重要だということ。
今回は、座談会での気づきをもとに「長く使ってもらえる実用的なノベルティ」を制作する上で大切なポイントを、ユーザー目線も交えながらご紹介します。
これからグッズやノベルティの制作をお考えの方々に、ぜひ参考にしていただければと思います。
実用的ノベルティは「使用頻度の高さ」を活用できる
まず、実用的なノベルティの大切さを考えてみます!
実用的な(=実際に役立つ)ノベルティとは例えば、ボールペンやメモ帳…人によってはハンカチやポーチなども、この範囲と言えるでしょう。
こういったアイテムに名入れし、グッズやノベルティとして多くの人に手に取っていただくことで、効果的な企業認知に繋げることができます。
座談会でも「使うたびに自然と目に入る企業名やサービスロゴは、愛着につながる」という話が出ていました。
特に、実用的なアイテムは使用頻度も高いため、より企業認知などの効果が高まるところもポイントです。
「使いやすさ」が品質の高さにつながる
ここからは、具体的なアイテムを例に「長く使っていただけるノベルティ」に必要な要素を考えていきます。
座談会で話題にあがったアイテムの中で、特に印象的だったのが、写真の左上にあるポーチです。
座談会では、このポーチを愛用している理由のひとつに「ファスナーがなめらかで、開閉しやすい」という点が挙げられました。
このアイテムに使われているプラスチック製の「エレメント」(ファスナーが噛み合う凸凹の部分)には、なめらかな開閉ができるという特徴があります!
また、製造工程で顔料を練り込むことができるために色展開が豊富なことから、ブランドイメージの演出にも一役買っていますね。
つまりこのポーチは単にデザイン性が高いだけでなく、機能性と品質に優れた使いやすいアイテムだからこそ、長く愛用されているのです。
ノベルティ制作では、小さな違和感を逃さない
しかし裏を返せば、実用的なアイテムは機能性と品質に「ちょっとした違和感」があると使われなくなる、とも言えます。
例えばボールペンなら「書き心地のよさ」が大切。インクがかすれやすかったり、ペン先が引っかかりやすかったりすると、すぐに使われなくなってしまいます。
また、座談会で紹介されたスマホスタンドは軽量で分解できるため「持ち運びに便利」だという反応がありました。一方で、充電ケーブルが挿しにくいという小さな不便さを理由に「次第に使わなくなった」との声も。
このことからわかったのは、使用頻度が高いアイテムほど、小さなストレスが大きな影響を与えるということ。
そのため、ノベルティ制作時には細部まで使い心地を考え、サンプル段階でもその点をチェックすることが重要だと言えそうです。
実用的なアイテムは「持ち運びのしやすさ」も重要
そしてこちらのメジャーは、巻き尺式ではないために軽量で、荷物を送る時や引越しの準備、家具を見に行く際にも「気軽にカバンに入れて持ち運べる」と好評でした!
同様にミニバッグは布製のためかさばらず、日常生活でも旅行でも使いやすいという意見がありました。
つまり、軽量で丈夫な素材を選び、かつコンパクトで収納しやすいデザインにすることでも、使用機会が増え…長期的に使っていただくことに繋がるのですね。
まとめ:実用的なノベルティ制作のためのキーポイント
ここまでご紹介した内容を踏まえて「長く愛される実用的なノベルティ」を制作する上でのポイントをまとめました。
・使いやすさは何より大事!
高級感や見た目の華やかさも時には必要ですが「使いやすさ」に妥協しないことがとにかく大切。ファスナーの滑らかさやボールペンの書き心地など、細部にこだわりましょう
・ユーザー目線でチェックする
使用シーンを想定して、アイテムを選びましょう。小さな違和感やストレスが使用頻度を大きく左右することを忘れずに!
・サイズと素材の適切な選択を心がける
持ち運び・収納のしやすさを考慮し、適切なサイズと素材を選びましょう。軽量で丈失な素材は、長期間の使用に耐えられることから、より長く使っていただくきっかけに
・ブランディングにこそ、品質を大切に
時には企業名やロゴを配置しつつ、使用時に自然と目に入るような工夫も大切です。ただしここでも「使いやすさ」を忘れずに。長く愛用いただける「使いやすさ」があることで、効果的な企業認知に繋がるのです
以上、4つのポイントを整理しました!
日常生活に溶け込み、かつ企業価値を効果的に伝えられる実用的なノベルティをご検討中の方は、ぜひ今回のポイントを参考になさってください。
また、「グッズ・ノベルティ制作の目的から一緒に考えたい」「どんなアイテムを選べばいいかわからない」とお悩みの方も、ぜひお気軽にご相談くださいね。
グッズやノベルティを手にした方が長く愛用できるものづくりを、一緒に考えていきましょう。