思わず欲しくなる！ 観光地のお土産を勝手に考えてみた

皆さんは観光地に行った際、どのようなお土産に心惹かれますか？

最近、私は日本の名城、熊本城を訪れました。天守閣を仰ぎ見る広場にある「本丸お休み処」は、休憩スペースがあるだけでなくたくさんのお土産が売られていました。ふらりと立ち寄ったところ、ちょっと欲しくなるグッズがいくつもあり、興味深く拝見しました。

例えばこちら！
熊本城の形をしたオリジナルのミネラルウォーターです。

オリジナルペットボトルはよく見かけますが、形状からしてオリジナルなのはめずらしいです。お水を飲んだ後も取っておきたくなると思うと、多少価格が高くても手に取りたくなりますね。
ちなみに、中身のお水も阿蘇のミネラルウォーターで、こだわりが感じられました。

工夫を凝らしたお土産の数々を見てテンションが上がった私！そこで、観光地のお土産に何があれば嬉しいか、考えてみることにしました。

そもそも、観光地のお土産とはなんのためにあるのでしょうか？

お土産の最も古い記録としては、古代ローマ人が、遠征や旅行先からコイン、宝石、小さな彫像などを持ち帰っていたという記録があるそうです。
また、中世の巡礼者は、聖地を訪れた証として聖遺物や聖地認定の証のバッジなどを持ち帰っていたのだとか。

自らが訪れた場所を長く記憶に留めるため、記念の品を持ち帰りたいと思うのは、人間の自然な心の流れなのでしょう。

観光地のお土産が売れるための条件とは？

では、喜ばれ、買われる観光地のお土産の条件は何でしょうか？

いくつかあげてみます。

1.地域性
その土地特有のものであり、他では手に入らない独特のアイテムであること。地域の歴史や文化に基づいたストーリーがあり、購入することでその物語に触れられること。

2.持ち運びやすさ
旅行中なので、持ち運びやすく、破損しにくいこと。

3.実用性
ただの飾りではなく、実際に日常生活で使用できる実用的なアイテム。

4.クオリティ
高品質で長く使えること。
デザイン性が高いこと。

5.価格
適正な価格設定がされていること。

ここまでは普遍性のある条件と言えそうです。
さらに、近年加わったポイントとしてもう2点あげてみます。

6.SNS映え
SNSで拡散したくなるような仕掛けがあること。

7.エコフレンドリー
環境に優しい素材やパッケージなど、サステナビリティに対する意識が高い商品であること。

実際にお土産が売れるかどうかは、これらの要素以外にももちろん考慮しないとならないことはたくさん。
しかし、上記の要素がバランス良く反映されていれば、その土地を訪れた際の感動や記憶を再現したり、その土地の魅力を十分に伝えることができるお土産にできそうですよね。
そういったお土産をつくれたら、売れる可能性が高くなります。

2024年におすすめしたい観光地のお土産は？

では、具体的にお土産を考えてみます。

実用的で持ち運びやすい！オリジナルデザインノート

オリジナルの大学ノートです。
薄くて持ち歩きに便利、気になることをさっとメモしたり、もちろんお仕事や勉強にも使いやすいノートです。

表紙に全面フルカラープリントができます。観光地のアイコン的な建物のイラストを入れたり、お城であれば図面や江戸時代のその地域の地図などをプリントしても面白いかもしれません。

画像のオリジナルノートは、シンプルにワンポイントでキャラクターをプリントしました。表面にマットコーティングをすることで、なめらかな手触りと汚れにくさを実現しました。

ノートは、リングタイプやペリッと剥がせるメモ帳タイプなど、さまざまな形でつくることができます。
消耗品なので、いくつあっても困らない点が、手に取りやすさに繋がりますね！

集める楽しみ！御朱印帳やお城印帳

御朱印とは、神社やお寺を参拝した「参拝証明」として押印される印章印影のこと。御朱印を集めるための帳面が御朱印帳です。

最近、神社仏閣の御朱印にならって、お城やその城跡がある場所限定の「御城印」を集める御城印帳を見かけるようになりました。冒頭の熊本城にももちろん、ありました！

こちらは、函館の五稜郭側にある最上寺さま様からご依頼いただいた御城印帳です。五稜郭には旧箱館奉行所があり、こちらで御城印が授与されているのだそう。

海外の方が多く購入されていくそうです。
裏面には、函館の名所旧跡のイラストを入れてあります。御城印を集めるだけでなく、旅の思い出ノートとして入場券や写真を貼っても楽しめます。
まさに、その土地ならではのお土産になります。

香りは記憶に残りやすい特性を活かし、観光地をイメージしたオリジナルアロマ

これまでの2点とは打って変わって、こちらは、感情に訴えかけるお土産です。

ハイクラスなホテルに一歩入ると、上質な香りが漂ってきます。
リッツカールトンホテルでは、各地にあるホテルごとにその土地に合わせてブレンドした香りを使っているとのこと。香りでその土地のホテルを思い出すことができそうです。

ホテルで使用しているアロマは、ホテル内のグッズショップで販売されています。

観光地でも、印象的な香りのお土産はいかがでしょうか。
その土地を感じさせるオリジナルアロマをブレンドし、オリジナルパッケージで制作することできます。

こちらは、弊社でブランド立ち上げからサポートしたオリジナルアロマミストです。
お好みの香りをプロの調香師がブレンドし、パッケージも全てオリジナルで制作しました。
天然のオーガニック精油だけを使った上質な香りは、旅の思い出をご自宅やオフィスなどで感じることができます。

観光地のお土産は、訪れた人々の心に残り、その地域の記憶を色鮮やかに彩る重要な役割を持っています。

ノベルティカフェでは、観光地のお土産についてのアドバイスやプロデュースを行っております。
印象的なお土産をお探しの方、ぜひご相談ください。