名入れするだけがノベルティではない! 長く使ってもらえる特別なものづくりを
ノベルティカフェのオフィスは渋谷区の恵比寿、代官山、中目黒から程近い場所にあります。
ノベルティカフェという名前をつけたのは、設立メンバーがカフェが大好きで、「カフェでお茶をするような感覚で、お客さまとじっくり話しながら、オリジナルグッズをつくりたい」という気持ちがあったからです。
ということで、カフェが大好きな私たちにとって、オフィスはなかなか嬉しい立地です。
新しいカフェも次々オープンするので、訪れてはカフェを楽しみながらグッズもチェックし、アイデアを蓄えています。
先日、代官山にブルーボトルコーヒーの新店がオープンしました。
混んでいてなかなか入れなかったのですが、先日朝早めの時間に訪れたところ、入ることができました。
その際に見つけたオリジナルグッズで、考えさせられたことについて書いてみたいと思います。
ブルーボトルコーヒーのマグにみた、ロゴがなくても成り立つオリジナルグッズとは
ブルーボトルコーヒーにはさまざまなオリジナルグッズが販売されていました。
その中で私が惹かれたのが、こちらのマグカップ
右側は白地のマグにブルーでロゴがプリントされています。
左側のマグは…ブルー地に白のロゴが印刷されていそうですが、どこにもロゴが見当たりません。
このマグは、ロゴがプリントされておらず、色だけでブルーボトルコーヒーを感じさせています。
これはなかなかできないことですが、潔くてかっこいいですよね!
これをみていて、ちょっと反省しました。
オリジナルグッズやノベルティというと、ついアイテム+ロゴの組み合わせと思い込んでいるところがあったなと思ったのです。
オリジナリティの出し方はロゴだけではない! イメージにあった良いものをつくることが本質
私と同じく、オリジナルグッズには、必ずロゴを入れなければならないと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに、制作するアイテムを決めて、お見積もりし、ロゴデータを入稿してもらい、名入れの場所を確認して…というのがグッズ制作の一連の流れです。
当たり前のように、流れ作業のように進めていましたが、必ずしもロゴが入っていなければいけないということはないですよね!
ここで、「オリジナル」や「ノベルティ」という言葉の語源を少しみていきましょう。
英語の “original” “novelty” に由来しています。
“original” には原型・原本という意味のほかに、独創的という意味があります。
そして、“novelty” は、新規性、目新しいこと、珍しいもの、変わったものという意味。
オリジナルグッズもノベルティも、本来の意味を考えると、「目新しいもの」「特別なもの」であるべきなのです。
もちろんロゴを入れることを否定しているわけではありません。ブルーボトルコーヒーのマグは、ブルーボトルのロゴやカラーが浸透しているからできることです。
ただ、ロゴを入れたからノベルティやオリジナルグッズが出来上がるわけではない。それ以上に、受け取る人に喜んで使ってもらえるものになっているかが大事です。
私たちは、その特別なものをつくるお手伝いがしたいと考えています。
LINEさんのグッズにみた、使ってもらう人を考えたデザイン
最後に、素敵だなと思った事例をご紹介します。
LINEさんが、インターン生の方のウェルカムグッズができるまでの過程をnoteにまとめています。
まずウェルカムグッズがあるということにびっくり! ドキドキしながら企業の門を潜る学生にとって、嬉しいサプライズですよね。
このグッズを考えている過程がまた素敵なのです。できるだけ使ってもらうにはどうするか、お迎えするインターン生のことをすごく考えています。
その中で、ロゴマークをあえて入れない選択をしていました。
理由として、インターン期間が終わった後も使って欲しいから。それに加えて、街中で見かけてもインターン生しかわからないちょっとした秘密の共有を楽しんでいる様子が伺えました。
全体を通して、ものすごくあたたかい社風が伺えました。
まさに、オリジナルグッズやノベルティを制作する際には、こんな気持ちでありたい、こんな企業さまのサポートをしたい! と思わせられた事例でした。
noteも読み応えたっぷりなので、ぜひ読んでみてください。
(前編)https://lydesign.jp/n/n72704dcb8968
(後編)https://lydesign.jp/n/nacc175746dc3
使う人の顔を浮かべ、長く使ってもらうものづくりのお手伝い、ぜひノベルティカフェにご依頼ください。