SDGsに貢献できる！ 天然由来のサステナブル素材を使ったノベルティ・オリジナルグッズ
ノベルティやオリジナルグッズの制作を検討する際、何を基準にアイテムを決めますか？
イベントの趣旨、手にする方の年齢層や性別、ご予算など、様々な要素を加味して選定していくと思います。
ノベルティカフェでも、使用場面や実際に使われる方をイメージしてお問い合わせをいただくことがほとんどです。
昨今、これに加えて増えてきているのが「サステナブル素材」「エコ素材」を使っているという条件です。今回は、サステナブル素材を使ったノベルティやオリジナルグッズに注目し、その背景とともにご紹介していきます！
オリジナルグッズ・ノベルティグッズ制作の現場でも注目される”SDGs”
SDGsとは、Sustainable Development Goalsの略で、持続可能な開発目標を意味します。
2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された国際目標です。
ここ数年で、SDGsという言葉を耳にする機会が格段に増えてきました。
2021年に行われた調査結果をみても、SDGsの認知率は67％で2年間で約4倍に増えたことが分かります。
また、普段自ら行っているSDGsの行動として、「マイボトル・エコバッグを持ち歩く」23％、「食べ残しをしない、余り食材を活用する」20％が挙げられています。
さらにこちらの調査では、商品やサービスに、SDGs関連商品とわかる表記が”ある”場合と”ない”場合についても聞いており、「品質・機能も価格も同じなら」「品質・機能も価格も高いなら」SDGs関連商品を購入するとした割合がやや高い、という結果が出ています。
すぐに消費活動に大きな影響が出るとは言いにくいですが、今後に向けて消費者の意識が変化していることは明らか。
ノベルティやオリジナルグッズを制作する側としても、意識すべきでしょう。
竹の繊維をパウダー状にした固めた「バンブーファイバー」を使った、タンブラー
日本では馴染み深い素材である竹。竹そのものや竹ひもを編み込んで作る竹細工で、生活に必要なかごや家具などをつくってきました。
いつしか日常で目にすることが少なくなりましたが、その竹が、最近注目されています。
バンブーファイバーは、竹の繊維をパウダー状にして固めたものです。プラスチックと合わせて使うことで、化学物質の使用量を抑えることができます。
竹は、成長速度が早く、農薬や化学肥料を使わなくとも育ちやすいため、使用比率を高めていくことで環境保護につながります。
それだけではなく、バンブーファイバーは軽くて丈夫なのもポイント。
こちらはバンブーファイバーを使ってつくられた、2層構造で、保温・保冷効果が持続するタンブラー。名前の通り、スタッキングして保管することができます。
フタをスライドさせると、大きさが異なる飲み口が2種類選べるのが特徴です。
あたたかい飲み物が小さい口から急に出てきて、火傷しそうになることありませんか？ 私はテイクアウトカップでホットドリンクを飲む時、いつもドキドキしてしまいます。
このタンブラーで大きめの飲み口を選べば、あの怖さが少し軽減されるのではないでしょうか。
こっくりとした落ち着いた色展開で、カフェでの販売品にもおすすめです。
【商品仕様】
本体サイズ：φ83×H126mm
容量：370ml
素材：PP、バンブーファイバー、シリコーンゴム
カラー展開：ホワイト/アンバー/カーキ/ネイビー/チャコールブラック
印刷方法/印刷範囲
（シルク・パッド1色印刷範囲）W30×H30mm
（回転シルク1色印刷範囲）W243×H33mm
最小ロット：50個〜
コーヒー抽出後のかすを利用した、軽くて丈夫なタンブラー
コーヒーは、世界で多く消費されている嗜好品です。
私も仕事中、1日に何杯もコーヒーをのみます。
次にご紹介するのは、日々大量に発生するコーヒーかすを利用したサステナブル アイテムです。
1つの製品に15~30%程度の乾燥させたコーヒーかすを配合することにより、その分のプラスチックの使用を抑え、さらに廃棄物の削減にもつながります。
廃棄物の抑制になることに加え、再利用するために大量のエネルギーなどを必要としないため、環境への負荷もかかりません。そのため、持続可能な社会の実現に最適な取り組みの一つと言えます。
こちらが、実際にコーヒーかすを配合したタンブラーです。コーヒーかすの色がそのまま出るため、ベージュ〜ブラウン系の色味になります。
2重構造になっており、保温保冷効果が高いことに加え、熱いドリンクを入れた際に持ちやすいのも嬉しいポイントです。
420mlと、たっぷり入るサイズ。丈夫で割れにくいため、アウトドアでの利用もおすすめです。
【商品仕様】
本体サイズ：Φ92×H128mm
容量：420ml
素材：ポリプロピレン、コーヒー粒
カラー展開：ベージュ/ブラウン/ブラック
梱包形態：紙箱入り
印刷方法/印刷サイズ
（シルク・パッド1色印刷）W30×H30mm
（回転シルク1色印刷）：W206×H70mm
最小ロット：50個〜
廃棄予定の衣類を再生した素材を使った、エコバッグ
布製品にも、様々な再生素材が登場しています。
・再生PET素材
海洋汚染で問題となっているペットボトルなどのプラごみ。その削減の一つとして期待されるのが、再生PET素材です。
回収されたペットボトルなどを洗浄・粉砕してペレットにした後、紡績して生地に仕上げた再生繊維です。
・再生ファブリック糸
回収された衣類や生産中に生まれた生地の端切れを粉砕、再度撚ってつくる再生ファブリック糸。
廃棄を生み出さない点に加え、すでに色がついた綿くずから作るので染色する必要もなく、CO2の削減・水の節約にもなる素材です。
画像は、廃棄予定の衣類の糸を寄り分け、ナイロンと混紡した素材でつくったエコバッグです。
光沢感のあるさらりとした質感で、シワが目立ちます。何度も折りたたむエコバッグにはぴったりの素材です。
こちらのエコバッグは、ノベルティカフェのロゴリニューアル記念オリジナルグッズとして制作しました。
アースカラーでどんなお洋服にも馴染みがよく、肩からかけられ、使いやすいので、私も重宝しています！
【商品仕様】
本体サイズ
(広げた状態／持ち手含まず)W420×H380×D100mm
(収納時)W140×H125×D20mm
素材：ナイロン、再生素材
カラー展開：ゴールドベージュ/ネイビー/オリーブ/ブルーグレー
シルク1色印刷範囲：W150×H150mm
最小ロット：50枚〜
食品由来のサステナブル素材について、ピックアップアイテムと共にご紹介しました。
サステナブル 素材は、ここ数年で商品数が急速に増えています。
今回おすすめしてアイテム以外にも、新しい商品が続々と登場していきますので、今後もご紹介していきます！