細かい絵柄も美しく再現、シルクスクリーンプリントでつくったオリジナルTシャツ
Tシャツやその他、オリジナルグッズを作成するためには様々な印刷方法があります。
1色印刷だったりフルカラーだったり、デザインに合わせてプリント方法を選びます。
中でも最もよく使われるのがシルクスクリーンプリントという方法です。
1色ごとに版を作成し、そこにインクを通すことで絵柄をプリントしていきます。
ノベルティグッズでは1色使いが一般的ですが、何版も色や絵柄を重ねることで、複雑で奥行きのあるデザインを再現することができます。
ちなみに、かつては版をシルクで作っていたためシルクスクリーンプリントと呼ばれています。
このシルクスクリーンプリントですが、版の上にインクを乗せて板のようなもので擦るという単純な仕組みです。
大掛かりな機械もいらないし、特殊な溶剤なども必要ありません。
気軽におうちでやってみることもできます。
実は、私も以前シルクプリントを自分でやってみたことがあります。
こちらの記事にあるように、印刷所に依頼するからには仕組みを理解しておきたいという気持ちからやってみました。
このように誰でも簡単に始められる印刷方法ですが、だからこそ印刷技術の差が大きくつきます。
同じシルクプリントでも、印刷の美しさ、細かい部分の再現性、洗濯耐久性などが異なる
シルクプリントという手法なら、仕上がりはおおよそどれでも同じなのでは?と思われるかもしれません。
しかし、そうではありません。
細かいデザインの再現性、洗濯を繰り返した経年での印刷の美しさなど、印刷業者によりまちまちです。
単純な印刷方法だからこそ、全自動で機械がやるのではなく人の手による部分が大きく、デザイン、素材、気温などにより微妙に力加減やインクの状態を気にしながらプリントしていく必要があります。
Novelty Cafeでは、最高の技術力と自信を持って言える印刷業者に依頼しています。
プリントの細かさの限界に挑戦!
こちらのTシャツは、先日イベント用に作成したものです。
通常は絵柄を色のインクで表現するところ、白ベタを広い面積に使い、抜き(インクのついていない部分)で、絵柄を表現しています。
そもそもこの表現の仕方も非常に新しく、先日こちらについても記事を書きました。
印刷面のアップです。
この文字のサイズは、大文字でもわずか3mm程度です。線の太さで言うと1mmに満たないのですが、しっかりきれいにプリントできています。
さらに驚きなのが、さくらんぼの柄ではないでしょうか。
このデザインをみたときに、いくら凄腕の職人でも、これはできないと言われるのではないか、潰れてしまうのではないかと思っていました。
しかし、仕上がりを見て感動しました。まさに職人技が冴えています。
印刷の美しさ、伝わりましたでしょうか?
何度選択制ても、美しさはそのまま!耐久性の高いプリントです
せっかく美しくプリントできても、洗ったら色あせてしまったとか、ひび割れてしまったら意味がありません。
実はNovelty CafeのTシャツプリントは、耐久性にも優れています。
こちらのTシャツは、2年前から何度も着用し、洗濯を繰り返したTシャツの印刷面です。袖口のあたりから、使用感は伝わるでしょうか。
印刷面にご注目ください。
全く色あせたり、かすれたり、剥がれてきたりしていません。
こちらの写真がよりわかりやすいかもしれません。いまだにくっきりはっきりとプリントできています。
手軽で、比較的印刷代も安価なので、オリジナルグッズやノベルティ制作には欠かせないシルクスクリーンプリント。
せっかくグッズを作るなら、美しい仕上がりで、長年使えるものにしたいですよね。
ぜひ、Tシャツやトートバッグなどへの布ものへのプリントをお試しください。