「長く愛用いただけるものづくり」と「ゴミの分別」が目指す先は一緒かもしれない

長く愛用されるものづくりとゴミの分別が目指す先は一緒なのかもしれない

みなさんは、普段ゴミの分別をどのくらい意識されていますか?

こんにちは、プランナーの松本です!
今回はノベルティ制作とゴミの話をさせてください。
…私は、ある本との出会いをきっかけに、ゴミの分別に真剣に向き合うようになりました。

そして気づいたんです!
「ノベルティカフェが目指していることは、ゴミを分別する時の目的と同じだ」と。

ノベルティカフェが掲げる「長く愛用いただけるものづくり」は、「捨てられないノベルティづくり」とも言い換えられます。
つまり、ゴミを減らすことに繋がっているんです。

ここでは、私がゴミの分別をするようになった時のことと、環境への配慮とノベルティ制作が密接に結びついている、という気づきについてもう少しくわしくお話しできればと思います!

ゴミの分別は「やるべき」…だけど面倒だった

私は2023年、お笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一さんとその妻・滝沢友紀さんのコミックエッセイ『ゴミ清掃員の日常〜ゴミ分別セレクション〜』(講談社)を何気なく購入しました。

ゴミ清掃員の日常-表紙

滝沢さんは、お笑い芸人をしながらゴミ清掃員として働いています。
この本に書かれているゴミ清掃員の日常は、私にとっては知らなかったことばかり。

いくつか、印象的だったものをご紹介しますね。

1)ビーズクッションは、わかりやすく出しておくこと

他のゴミに隠して出されると、清掃車の圧力でビーズが飛び散る可能性があるらしいです。もし道路に飛び散ったら、清掃員さんがほうきなどで掃除する必要があるといいます。

2)清掃員さんの手作業が意外と多い!

ペットボトルのラベルが剥がされていないものは、一つひとつ工場で剥がしています。粗大ゴミの回収は、地図を広げながら、効率的に回収するためのルート打ち合わせを事前にしているとのこと。
だから、ゴミを出す人の都合に合わせて戻ったり、希望の時間に回収しに行ったりすることはできないのだと書かれていました。

3)ゴミの分別は伝染する

例えばペットボトル。液体が入っていたりキャップがついたままだったりしたものが資源ごみに出されていると「こういう出し方でも良いんだ」と伝染する傾向にあるようです。逆に正しい捨て方も伝染するので、どちらにしてもゴミの出し方で地域の品性がわかる、と書いてありました。
そして、全てが綺麗に正しく分別された収集所をみると、思わずうっとりしてしまうのだそう!

私はこの本を読んで、面倒だと思っていた「ゴミの分別」への捉え方が変わりました。
「ゴミを回収する清掃員さんが嬉しくなるような分別をしたい」と素直に思えたんです。

ちなみに滝沢さんのSNSでも、ゴミの豆知識が投稿されているので、気になった方は覗いてみてください!

真面目にゴミの分別に取り組んだら、可燃ゴミが1/4に減った

清掃車

考えが変わった私がまず取り組んだのは、「最終的に土に埋めるしかないゴミ(灰になる可燃ゴミや、不燃ゴミの一部)」を減らす作業です。

一部例外はあるものの、プラスチック、古紙、ビン、カン、古布などは、しかるべき分別をすればリサイクルにまわせます。

だから、ポスティングされるチラシや封筒、何かを買った時の包装紙や台紙は可燃ゴミではなく古紙に分別。お菓子などが包装されている袋などはプラスチックの資源ゴミへ。

食品トレイや牛乳パックは、食器を洗うときに一緒にすすいで乾かし…スーパーに置かれている回収箱に持っていくようになりました。

食品トレイ

ただ、この「リサイクル」は、土に埋めるしかない可燃ゴミの灰をどうにか減らすための苦渋の選択だとも学びました。
そもそもは、可燃ゴミや資源ゴミを減らすことが大事だということです!

そんな意識で生活していると…可燃ゴミの量が格段に減りました!
いつもなら約3日でパンパンになる袋が、1週間経ってもスカスカ。10日〜2週間ほどでようやくいっぱいになるこの変化が、とにかく嬉しかったのを覚えています。

それからは分別が楽しくなり「ゴミを減らしている」達成感にすっかり虜になってしまったのです。

「長く愛用してもらえるものづくり」もゴミを減らす取り組みのひとつ!

ノベルティカフェは、この「ゴミを減らす」という取り組みを、グッズやノベルティの制作を通して実践しています。

再生素材や天然素材を使うことも、その取り組みのひとつ。

さらにノベルティカフェは「ゴミ箱にすぐ入れられてしまう『ものづくり』からの脱却」を目指しています。
長く愛用していただけるもの、多くの人が「ほしい」と思えるものを目指す姿勢もまさに、「ゴミを減らす」という点で持続可能な社会につながっていますよね。

これが、冒頭で言っていた「ノベルティカフェが目指していることは、ゴミを分別する時の目的と同じだ」の真意です!

大手百貨店の中には、過剰包装から簡易包装に切り替えたところもあり、至るところでゴミを減らす取り組みが実施されています。

「SDGs」に取り組もう!というメッセージだと、自分とはかけ離れた壮大なテーマに思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、日常の小さな行動から一緒にゴミを減らす取り組みができれば嬉しいです。

もちろんノベルティカフェは引き続き、グッズやノベルティ制作を通して持続可能な社会に貢献していきます。

「どんなアイテムだったら喜んでもらえるか?」「何のためにグッズやノベルティをつくり、何を伝えたいのか?」をお客さまとともに考えながら、これからも本当に喜んでいただけるグッズ・ノベルティをつくっていきたいです。

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