夏のノベルティとして大活躍!オリジナルうちわのご紹介
日本の夏の風物詩でもあるうちわ。
日本発祥のようにかんじるほど馴染み深いものですが、実は、その起源は紀元前3世紀の中国(周)から伝わったものだと言われています。
原始時代では「暑さをしのぐためにあおぐもの」ではなく、儀式のために使われていたと考えられています。夏だけのものではなかったんですね。
原始時代から、かなり飛んで江戸時代。
この頃、うちわが庶民に普及したようです。涼をとったり、炊事のための風起こし、またおしゃれを楽しむアイテムとしても広まっていきました。
今では、お祭りやイベントなどで、広告・マーケティングのツールとしても活躍しています!
こちらの記事では、ノベルティカフェで制作できるうちわのうち、サステナブルな観点でおすすめした3点をご紹介します。
サステナブルなオリジナル「うちわ」3選
うちわ業界でも、もちろんサステナブルの動きは広がっています。
伝統的なうちわは、和紙×竹のエコなアイテムだった
そもそも、伝統的なうちわは、持ち手の部分に竹を使い、和紙を貼ってつくられています。いずれも天然素材を使っているエコなアイテムと言えます。
竹は成長速度が速く、二酸化炭素を吸収し、水だけで育ち、土壌を保ち、農薬や化学肥料を必要としないという、サステナビリティに優れた素材です。
またうちわ本体には、天然素材の「仙貨紙」という和紙が使われます。
仙貨紙の歴史は、戦国時代末期の天正年間に遡ります。
楮(こうぞ)を原料としてつくられており、丈夫さが特徴です。高級紙ではなく、一般的に広く使われてきました。しかし、今では日本で3カ所でしか生産されておらず、無形文化財に指定されています。
100%天然素材を使った伝統的なうちわは、丈夫で軽く使いやすく、美しいプリントを施しノベルティやお土産品として人気があります。
こちらの平竹うちわは200本から制作できます。
サイズは2種類あり、フルカラー印刷も可能です。印刷範囲は個別にご相談ください。
紙の部分も「竹」!?新素材でサステナブルを極めたうちわ
さきほども、竹はサステナブルな素材だとお伝えしましたが、その理由のひとつに成長速度があります。
日常生活で使われる「紙」は一般的に木材から作られていますが、木材は資源として伐採できるまで30年もの時間が必要とされています。
一方、竹はわずか3年で伐採が可能なため、持続可能な再生資源としてとても優秀です。
脱プラスチックが叫ばれる昨今、竹を利用したエコ素材には注目が集まっています。
持ち手部分のみならず、紙にも竹が使われています!
エコ素材である竹をなんとか活用したいという思いから、竹素材から紙をつくる技術が開発されました。
見た目は少し茶色がかったナチュラルな風合い。ただ配るだけでなく、竹の良さを伝えながら配布したいですね!
特別な素材を使っているため、こちらは通常のうちわの制作よりもコストがかかります。
それでもサステナブルなうちわがつくりたい! というこだわりをもった企業さまにオススメします。
牛乳パックの再生紙を使用した、エコうちわ
もちろん竹素材だけではありません。
牛乳パックを再利用した紙を使ったうちわはいかがでしょうか。
持ち手の部分と一体型になったうちわは、お祭りやイベントでの配布用として人気があります。
コストを抑えて制作できることと、印刷面が広く、凹凸もないので表現できる幅が広がります。
実は、再牛乳パックの再生紙は再生紙の中でも品質が高いといわれています。
片面に印刷をして、もう片面はお絵描きスペースとして使うなども可能。アイデア次第で面白い使い方ができそうです。
以上、サステナブルなうちわについてご紹介しました。
このほかに、持ち手のない円形や、好きな形状で切り抜くこともできます。
オリジナルのうちわの制作をご検討の際には、ぜひノベルティカフェまでご相談ください!