【制作実績】美しいロゴが映える!こだわりのオリジナルカップ&ソーサー
京都にある住宅建築会社「グランレブリー」さまからのご依頼で、カップ&ソーサーを制作しました。
グランレブリーさまは「他では真似のできない価格以上の“価値ある家づくり”をお届けしたい」というモットーを掲げ、こだわりの住宅建築を手掛けておられます。
今回、新たにカフェ事業をスタートされるにあたり、カップ&ソーサーの制作をご依頼いただきました!
この記事では、グランレブリーさまの制作実例を通して、オリジナルマグカップ制作の流れをご紹介します。みなさまの制作のヒントになれば嬉しいです。
イメージを共有し、形にする最初の一歩
グランレブリーさまからのお問い合わせ時、すでにマグカップのイメージ画像やロゴデータをご用意いただいていました。
お色のイメージ、ロゴの印刷位置など、具体的なビジョンをお持ちだったため、スムーズな制作につながりました。
さすがは空間づくりのプロフェッショナル!建築とマグカップ、そのスケールに違いはあれど、ものづくりへのこだわりは共通しているのですね。
お持ち込みカップへの印刷のメリット・デメリット
お問い合わせ当時、グランレブリーさまは、ご自身で選定したマグカップを使う「お持ち込み」での制作を希望されていました。
しかし、お持ち込みカップへの印刷には、いくつか注意点があります。ノベルティカフェでは事前にメリットとデメリットをしっかりと説明し、ご判断をいただいておりますので、検討中の方は以下をご確認ください!
まずお持ち込みでの最大のメリットは、お客さまのお気に入りのアイテムに印刷ができること。
形状や軽さ、持ちやすさなどにこだわったアイテムで商品を作れば、そのお店の世界観の実現にも繋がりますよね。
一方デメリットは、費用がかさむことです。
特に注意すべきは、テスト印刷という工程です!
お持ち込みの場合、その素材への印刷が可能かどうか、イメージ通りの印刷ができるかを確認するために行います。それに伴って、さまざまな費用がかかります。
まずはテスト印刷そのものの費用。さらにテスト印刷の追加など万が一に備えた予備カップの準備費用、お持ち込み手数料、ご用意いただいたマグカップの送料など、別途費用が発生することは、デメリットの一つと言えるでしょう。
オリジナルマグカップの制作過程!プラスαのご提案でお客さまをサポート
今回は、こうしたメリット・デメリットを踏まえ、既に印刷実績があることからテストが不要で、かつお客さまのご希望に近いマグカップ2点を、別途ご提案いたしました。
ご提案カップを選ぶ上でポイントにしたのは以下の4点です
- カフェでの使用に適した大きめの容量であること
- 必要に応じて、マグカップとセットでお選びいただけるよう、ソーサーありのもの
- ご希望のカラーに近いものに対応できること
- ご希望箇所へのロゴ印刷が可能なこと
最終的には、お持ち込みカップ、そして上記のカップA、カップBの3つの中から、100色のカラーバリエーションを誇るカップBをお選びになりました!
さらに当初はカップのみを検討されていましたが、カップ&ソーサーのセットで制作することに決定。
カップが決まった後は、デザインの詳細を詰めていきます!
具体的なアイテムが決定したあとは、カップ&ソーサーのボディーカラー選定です。
100色ものカラーチャートを見ながら、お好みのお色を話し合いました!
このカップBの豊富なカラーバリエーションは、多くのお客さまに好評いただいています。
時には目移りしてしまう方も!…そんな時は、ノベルティカフェがブランドイメージやお客さまのご希望を伺いながらご提案しています。
また、カップの外側・内側を同色にしたり、外側と内側を色替えすることも可能です。内側の色が異なるだけで、雰囲気がぐっと変化するのも面白いですよね!
今回のグランレブリーさまの選択は、店名「オリーブコーヒー」にふさわしい、深みのあるグリーン。カップの外側とソーサーをグリーンで統一し、内側は清潔感のある白を使うことに決定しました!
実はこの、カップのボディを好みの色に変えることは、高度な技術が必要なのです。
豆知識:釉薬を使った発色方法は難しい!?
ここでは、マグカップの発色に関する豆知識をご紹介します。特に、マグカップのボディカラーの変更をご希望されている方にはぜひ覚えていただきたいポイントです。
まず、紙に印刷する場合は指定のカラーを正確に表現できますよね。しかし、マグカップの場合は非常に難しい。
なぜかと言うと、ボディーカラーは釉薬をかけて焼き上げることで発色させるから。
焼き上げる工程で、酸素や不純物(炭化物やマグカップに含まれる有機物など)に反応して色合いが急変したり、釉薬を固めるスピードによってまた色合いが変わったりしてしまう。とにかく変化が激しいのです。
そのため実績のある、正確に表現しやすいカラーの中からお選びいただくことがほとんどです。
それ以外のお色ももちろん承っていますが、その表現ためには先ほどご紹介したように、かなりの時間と費用が必要になります。
もしも、企業やブランドのロゴカラーと同じカラーでマグカップを制作したい場合などは、納期に余裕のあるタイミングでご相談いただくことをおすすめします。
ロゴ印刷の課題を職人技で克服
次はロゴマークの印刷です!
ご希望のロゴ位置は、カップの内側でした。
飲み口のキワの部分など、印刷が難しい箇所もございますが、今回は印刷可能な範囲でした!
しかし、このデザインをそのまま印刷すると、ロゴを十分に表現できない可能性が…!
業者さまから指摘をいただいたのは赤いマークの箇所です。この部分は線が細いので途切れたり、白い部分が少ないため潰れてしまったりする可能性がございました。そのため、業者さまとグランレブリーさまにご相談しながら、線の細さや抜き幅を調整する必要があったのです。
最終的には現場の職人さんに、印刷範囲をギリギリまで広げて調整していただくことで、綺麗に仕上げることができました!
こちらが完成したカップ&ソーサーです!懸念していた箇所も正確に再現され、まるで建築における「細部へのこだわり」まで表現されているような仕上がり。
ロゴデザインの美しさに加え、「オリーブコーヒー」という店名にぴったりの、上品なグリーンがとっても印象的ですね。
納期:入稿から4週間
最小ロット:50個
カラー:100色
ノベルティカフェではこれまで、マグカップの制作依頼を多数いただいてきました。
今回のような、カップ自体をお好みの色に塗り替える場合や、お気に入りのカップへの名入れももちろん承っています。
そして、オリジナルマグカップ制作とひと口に言っても、その方法はさまざま。
アイテムやカラー選定に不安がある方は、私たちプランナーがお客さまの希望される形状やお色を丁寧にヒアリングし、最適なアイテムや方法をご提案いたします。
マグカップ制作をご検討中の方は、ぜひ下記のボタンからお問い合わせくださいね。
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