デザインだけでなく形状にもこだわったオリジナルユニフォーム
オリジナルTシャツは、誰にでも手軽につくれるグッズの一つです。
少ない枚数からつくれる業者も多いですし、最近では写真や文字などをスマホのアプリで組み合わせてデザインができるところも増えています。
手軽につくれるからこそ、オリジナルTシャツをつくるといつも同じ感じになってしまう。ちょっとマンネリしてしまう、ということはないでしょうか?
今回は、Tシャツにかわるアイテムとしておすすめしたい、サッカーなどスポーツのユニフォームをご紹介します。
こちらは、神奈川県足柄上郡にあるカントリーパブDesture様よりご注文をいただいて作成したユニフォームです。
赤地にゴールドのプリントが映えています。
胸に大きめに、その左上にワンポイント、背中にもロゴをワンポイントで入れています。
実は、お客様は当初、オリジナルTシャツの作成をご希望されていました。
そこからユニフォーム作成に至る過程をご紹介してみます。
デザインの目新しさを出す方法の一つとしての、ユニフォームという選択
最初にお問い合わせをいただいた際には、先ほど書いたようにTシャツを制作されたいというご依頼でした。
できれば通り一遍のTシャツにプリントをしただけのものではなく、少し遊び心のあるデザイン性の高いものにしたいということでした。
オンラインミーティングでイメージをすり合わせていたのですが、あまりしっくりくる状態にならず一同困っていました。
そんな時に、弊社のデザイナーが一言「ユニフォームのようなデザインにするのはどうでしょう」というアイディアを出したのです。
実は、ご注文いただいたカントリーパブのオーナー様は、大のサッカー・ラグビー好き。お店にはイングランドのチームのユニフォームが飾られているほどです。
また、お客様を仲間と捉え、カンパニーをつくりたい、という想いもお持ちだったため、ユニフォームというのがものすごくしっくりきました。
なかなか良い方向性が決まらなかったデザインについても、ユニフォームなのであればこういう感じにしたい! というアイデアが溢れるように出てきました。
そこから一気にデザインを仕上げ、制作となりました。
ユニフォームだからできる、斬新な色使い、大胆なデザイン
今回初めて気づいたのですが、Tシャツとユニフォームではデザインの仕方が根本的に異なります。
Tシャツは基本的には日常的に着用するものです。そのため、普段の生活に馴染むデザインが求められます。
コンサートグッズや旅行先のお土産にもよくあるTシャツですが、購入する際に、その日だけでなくその後着られるかが頭を過ぎった経験があるのではないでしょうか。
しかし、ユニフォームとなると色使いやレイアウトなどが、Tシャツよりもくっきりはっきりぱっきり! したものになります
それもそのはず、ユニフォームの役目がもともと同じチームをわかりやすく見せるためのものですから、目立たなくては仕方ありません。
今回のものも彩度の高い赤に、ゴールドという、なかなか激しい組み合わせの色使いです。Tシャツだったらもしかすると違和感のあるデザインかもしれません。それが、ユニフォームだと思うとスッと馴染みかっこよく感じられるから不思議です。
襟の形、生地のメッシュなど、細部にこだわったオリジナルユニフォーム
ユニフォームをつくることになりましたが、一口にユニフォームと言っても様々なスタイルがあります。
お客様のつくりたい理想のイメージが固まっていたため、できるだけ近い形になるように工場と調整をしていきました。
今回ご注文いただいた枚数は十数枚でした。その枚数ですと完全にオリジナルで制作するとなると型代などがかかり費用がかかってしまいます。そこで、工場の有り型を利用しつつ、できるだけイメージに近づけていくようにしました。
襟は浅い立ち襟にしています。丸襟やVネックが主流ですが、襟を少し工夫するだけでオリジナル感が高まります。
ユニフォームなので、全体にポリエステルで乾きやすい素材を使っていますが、袖下の脇部分はメッシュ素材にしました。
ユニフォームとして使う際には発刊を促し涼しく着られるためのものですが、デザインの一部として使うことで変化を出しています。
オリジナルデザインのユニフォーム、デザインができなくても大丈夫です!
オリジナルデザインのユニフォーム制作ですが、デザインができなくても全く問題ありません。
ロゴをどこに入れたい、どんな雰囲気にしたい、色合いのお好みなど、お好みを伺いながら形にしていきます。
今回も、ロゴについてはお客様がお持ちでしたが、そのほかの文字などは新規でデザインしました。
いくつかイメージをつくってご提案しながら進めていきますので、初めての方でも安心です。
ぜひ、お問い合わせください。
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