いつまでも美しく! 革小物のお手入れ方法をご紹介
「捨てられない、長く使えるものを」
ノベルティカフェのものづくりで心がけていることです。
長く使えるものをつくるために、制作前にはお客さまと打ち合わせを重ねていきます。
お客さまのこだわりをたくさん詰めこ込んで、完成したものたちは、丁寧にメンテナンスをしてあげることで、より長く使い続けることができます。
せっかく思いを込めてつくったものだから、長く愛されてほしい。そんな思いを込めて、このきじでは、革製品のお手入れ方法について、ご紹介します!
革小物は、使えば使うほど味が出て愛着がわいてきます。毎日使うこともお手入れの一つになりますが、より長く使い続けるためのお手入れも大切です。
革製品にとって一番の天敵は「乾燥」!
革にとって良くないのは、乾燥です。
人の肌と同じように、乾燥するとひび割れを起こしてしまいます。乾燥によって革の表面にひびが入って割れてしまうと、なかなか元には戻せません。そのため、オイルを使った定期的な保湿が必要です!
普段から手で触れる回数が多い、キーケースやパスケースなどの革小物であれば、使っているだけでも保湿され、色ツヤがでてきます。少し乾燥してきたなと感じたら、革専用のオイルで保湿しましょう。
革のかばんや靴など、手で触れる回数が少ないものは、特に気をつけてお手入れが必要です。最低でも、2ヶ月に1回はオイルで保湿をしてください。
定期的にお手入れをすることで、油膜が水滴から革を守ってくれます。
美しく長持ちさせるための革のお手入れ方法
革のお手入れの流れは、まず汚れを拭いたり落としたりしてから保湿の順番です。これを繰り返し行います。
1.革表面の汚れ・ほこりを落とす
革のお手入れと言うと、オイルをつけるというのが有名ですが、実は汚れを落とすことがポイントです。
オイルを塗る前に、革の表面についたほこりや汚れ、手垢などをブラシや布を使って落としていきます。きちんと落とさないと、汚れが革に沈着してしまいます。
拭きあげる時には、布などでやさしく汚れを落としていきます。縫い目やパーツ部分も丁寧に拭きましょう。汚れがひどい場合は、よくしぼった濡れタオルで拭きとります。
2.オイルやクリームを塗る
布にオイルやクリームを取ります。この時、ベタっと取らず、大きさに合わせて、少量ずつがおすすめです。
塗りすぎるとシミになってしまうので、少しずつ塗っていきましょう。乾いた手で触って、しっとりするくらいが適量です。お手入れに慣れていない方は、クリームがおすすめです。
オイルやクリームを、表面に薄く伸ばして広げていきます。
ファスナーや金具部分にも塗っておくことで、滑りが良くなったり、サビ防止になったりもします。
3.布で乾拭きする
オイルやクリームを塗ったら、少し時間をおいて革になじませます。乾いた後、布でふきあげます。最後に、直射日光の当たらない風通しの良い場所で保管しましょう。
ノベルティカフェで制作した革小物を紹介します
これまで制作してきた革を使ったグッズについてはこちらで紹介しています。
革の色や種類など、一からつくれる「完全オリジナル」での制作も可能です。
ノベルティカフェで制作している本革製品は、この記事で紹介した方法でお手入れをすることができます。ノベルティカフェには、革のお手入れに詳しいプランナーがいるため、制作の際に、お手入れ方法についてお伝えすることもできます!
いいものを、長く愛して欲しいから。
日常のパートナーとして、革製品を丁寧にお手入れをしながら、長く楽しみませんか。